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完治したらまず何をしたいか【実現した後の自分を想像するとワクワクするGROWモデル】

Hi. Okadaです。

最近病院に行って気持ちがワクワクしたことがありました。同時に学習も一緒だな、と再認識した出来事でした。

OKADA

片膝から両膝痛に悩まされる

私Okadaはサッカー、フットサル歴、そして、陸上歴が長いのですが、足の酷使のしすぎた結果、人工関節が入っています。このおかげで、普通にスポーツを楽しめますし、普通にジョギングも1時間くらいであればできていました。

ところがどうしても治療した方の足をかばってしまい、もう一方に圧がかかっていた結果、今年に入って良かった方の足が調子悪くなりました。

専門医に診断してもらうと、良かった方の足も半月板損傷(an injury to the semilunar cartilage)とのこと。

OKADA

本当に絶望的でした。ストレスは、映画、読書、絵画、ショッピングなど皆さんがやることで解消しつつ、大のスポーツ好きですので、ストレス発散の中心は体を動かすこと。これができない、というのはストレスの何者でもないんです。調子が悪いと、普通に歩くのもつらいことが多い。

再生医療という選択肢

とりあえず、半月板損傷の最新治療にあたる再生医療の専門医に細かく診てもらうことに。

自分の自己組織を抽出し培養し再び戻す技術です。

ただ、3ヶ月でおよそ100万円の治療費。

優先順位を考えた結果、まだ若いから、まずは保存療法と運動、ヒアルロン酸で攻めることにしました。

医学部に進学している元生徒の皆さん、是非お手頃な価格になるような治療を確立させてください。

OKADA

「完治したらまず何をしたいですか」にワクワクした

その病院では(おそらく質問がマニュアル化されていると思いますが)、診断とカウンセリングの最後に

「完治したらまず何をしたいですか?」

という質問があり、ハッとしました。

病院って基本的に検査して、診断して、薬がなくなったらまた来て下さい / 薬は一日何回飲んでおいて下さい / こういう治療で進めていきます、といった感じでゴールには触れてくれないですよね。この10年くらいで「治ったら何をしたいか」にスポットライトを当てた診察をしてくださったのがここが初めてだったので、なんだかワクワクして明るい光が差し込んできた気分になりました。自己判断で途中でやめてしまったり、モチベーションが下がってしまったりってゴールがはっきりしていないことが原因の1つなんだよな、と再認識したんです。

OKADA

「完治したら、サッカー、フットサル、フルマラソン色々挑戦したいです」

こんなふうに自然と言葉が出てきたんですが、同時にすごくワクワクした気持ちになりました。

これって学習も一緒ですよね。私は韓国語学習3年目ですが、そういえば最近学習の先にあるもの考えていなかったなあ、と反省しました。

実現後の自分を想像することでモチベーションが上がる【GROW MODEL】

GROW モデル

GROWモデルってご存知でしょうか?

Fukuoka English Gymでは長期の受講生の皆さんには定期的にセルフコーチングをしてもらっています。その際に使うのがGROWモデルです。下記は実際に受講生に入力していただいているフォームです。

GROWモデルはセルフコーチングの代表的な手法です。詳しくは上記リンクをご参考にですが、簡単に言うと、定期的に下記のG, R, O, Wという4つの視点で自己診断をしてみる、というものです。

G:Goal(目標)

 目標、目的とはなにか。何を達成したいのか。

R:Reality(現状)

 抱えている悩みなど現状を把握することで課題分析をします。

O:Options(選択肢)

 GやRを改善するための行動の選択肢。

W:Will または Way forwardまたは5W1H(意志または行動方針または5W1H)

 どんな想いがありGを達成し、Rを改善したいのか。
 どのような行動計画を立てるのか
 それをいつ、どこで、誰と、何を、どうして、どのように するのか

OKADA

このうちG(Goal)については、

「〜に取り組む上で具体的なゴールまたはシーンは?」という質問をします。また、「1ヶ月、3ヶ月後、1年後どんな姿になっていたい?」という質問もあります。

例えば、英会話であれば、「3ヶ月後、街で韓国人に話しかけられたらよどみなく英語で道案内をできる、ついでに韓国語で少し笑いをとる」といった感じです。こういうのを作ると本当にワクワクした気持ちになるんですよね。

ぜひ皆さんもGROWモデルでセルフコーチングをしてみてください。

プランニングをする際も〇〇ヶ月後の目標を書き出しておく【ハビットトラッカー型のサンプル】

下記は実際に主に長期の受講生に使用しているハビットトラッカー型の学習プラニングシートです。プラニングをする際は必ず〇〇ヶ月の自分がどうありたいかの聞き込みもします。

これは実際の受講生の1ヶ月目のプラニング表です(負担がないよう、最初はこれくらい簡素なものでいいんです)
OKADA

これは受講生曰くですが、実際に○ヶ月後の自分を書き出してみることで、目的意識が鮮明になり、モチベーションがグッと上がるそうです。

書き出す、というのが重要だと思います。なんとなく頭の中で思い描く、ではなく、実際に書くことでビジュアル化され、より明確になるんですよね。

最後に:うまくいかない時にチャンスが広がる

現在は足をしっかり踏むスポーツができないので、スイミング一本に絞ってやっています。

昨年まではスイミングの回数はそれほど多くなかったですが、今年に入って毎週何回というのを習慣化できています。それほど好きじゃないスポーツですが、これまで使っていなかった筋肉が強化できたり、持久力がついたことを実感できたり、そして、びっくりするくらいに体重が落ちています。足が悪くなければ頻度を増やすこともなかったでしょうから、思わぬ恩恵を受け取ることができました。

もし、今うまくいなかいことがある、思う通りの結果が得られなかった、という方は、きっとそこにチャンスがたくさん転がっている、と是非思っておいてほしいです。そして、一度GROWモデルでセルフコーチングをするのもオススメですよ。

あとは、やるかどうか迷っているなら、是非「やる」を選択してください。

迷っていた時間が嘘だったかのように、得られる成長が大きいです。確かに、実際にチャレンジしてみて失敗したり後悔したりすることもありますが、それも経験値になります。

学習でもなんでも、一歩を踏み出す勇気を振り絞ること、そして、その後継続すること、の2つが難しいと思っています。乗り越えなければいけない壁が2つあるんですね。2つ目の壁は周りのサポートや専門家を頼ることができますが、1つ目は自分自身の決断がすべてです。だから、ここを乗り越えることが大きな自己成長につながっていく、と最近強く感じています。

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