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英検S-CBT 2級 のSpeakingの制限時間・採点基準

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_2/pdf/grade_2.pdf

Hey, guys.

Fukuoka English Gym代表Okadaです。

私の周りで英検を受験するとなると、今や大部分の学生がS-CBTを受験しています。毎月のように受験機会が持てる、Speakingまで1日で受験が終わる、そのSpeakingは対人ではなくて録音形式、WritingはPCでのタイピングが選択できる、など従来型の英検受験にはないアドバンテージがたくさんありますね。

今回は、面接官経験者である私が、よくご質問を受けることの多い制限時間、そしてスコアリングのキーポイントをご紹介します。

S-CBT 2級のSpeakingの制限時間

制限時間詳細

意外にも知られていませんが、SpeakingのQ&Aには制限時間があります。音読については、通常の面接の時と同じです。

Questions / 設問Time / 制限時間
音読黙読20sec 音読60sec
No.1(カードあり)20 sec
No.2(カードあり)準備20sec  ナレーション90sec
No.3(カードなし)35sec
No.4(カードなし)Yes/Noの選択10sec、答え35 sec
制限時間が決まっているS-CBTでは、問題集を使って練習する際は制限時間ありきで練習をしたほうが圧倒的に効果的です。S-CBTでのSpeaking受験は本番でタイムマネジメントを視覚的にしながら進めていくことになります。私自身が学生を指導する際は、対面式の場合なら、3コマの説明を時計を見ずに感覚的に90秒を超えない練習を何度も行います。しかし、S-CBTであれば、残り時間を見ながら行っていくことになるのですから、練習段階で時計とともに対策をしたほうが効率的でしょう。

自らの意見を求められる練習も、様々なトピックに対して、タイマーをセットして実際に話す練習をするのがオススメです。1日に1トピックすれば、1週間で7回も練習できます。また、終わった後にそのトピックに関して自分なりの考えを広げたりまとめたりすると、1つのトピックから枝分かれする様々なネタを仕入れることができます。

2級のスコア / 配点

Questions / 設問Task Type / 詳細Score / 配点Target / 目標スコア
音読黙読後、音読53
No.1(カードあり)How/Why…?53
No.2(カードあり)ナレーション(3コマ)106
No.3(カードなし)Topic関連の質問53
No.4(カードなし)Topicとはやや離れた質問53
Attitude(態度)32
総合-33 points
(換算650)
20 points
(換算460)

Attitude の評価(対面の場合)

対面の場合の英検でのAttitude(態度)の評価の観点の一例が以下です。

観点1 沈黙がない
 -固まってしまうことがAttitudeの中で最も評価を落とす原因と言われています
 -沈黙がない → 観点3につながります

観点2 声の大きさ
  - 声が小さく聞き取りづらい。これも評価を落とす主要な原因と言われています。

観点3 話そうとする積極的姿勢があるか
 -①挨拶に対する返事をしている
 -②コミュニケーションをとろうとしている(アイコンタクトも含めて)

観点4 過度な聞き返しをしていない
  - Sorry? や Could you say that again? と言って聞き返す。
    ※S-CBTでは各質問で1回聞き返しボタンをクリックできるようになっています。つまり、聞き返しはOK。

Attitude の評価 S-CBTの場合(予想)

S-CBTについては実際にどのような判断基準になっているかは分かりかねますが、声だけで判定することを考えると、上述した観点のうちでも、次の3観点を意識しておくとよいでしょう。

観点1 沈黙がない
 -固まってしまうことがAttitudeの中で最も評価を落とす原因と言われています
 -沈黙がない → 観点3につながります

観点2 声の大きさ
  - 声が小さく聞き取りづらい。これも評価を落とす主要な原因と言われています。大きな声で吹き込む。
※ただしバカでかい声だと「もう少し声をおとしてください」というカードをスタッフの方から提示されます。同時に複数の受験生が微妙な時間差の中で声を出しているため、他受験生が集中できない原因になります。私はTOEIC(SW)で2回カード提示されたことがあります。とは言え、ボソボソだと採点がしづらいので注意が必要です。

観点3 話そうとする積極的姿勢があるか
  - コミュニケーションをとろうとしている(S-CBTの場合は制限時間をできるだけ使い切る)

S-CBTにおけるAttitudeは評価は音声でのみ行われますから、ビジュアル的な部分でのアドバンテージが活かせないというのが対面型と比較した時のディスアドバンテージです。しかし、逆に言えば、音声だけでアピールすれば良い、というのは美味しいですね。

Neyo O

ちなみにですが、2021年4月にPre 1を私が受験した際のAttitudeは2 / 3 pointsでした。英検1級所持、TOEIC満点、TOEIC IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞経験のある日英バイリンガルなのですが...。

スコアリングの観点 / 採点基準の例

どのような採点の視点があるのかを知っておくことも対策として非常に有効ですよ。

Questions / 設問Task Type / 詳細Scoring / 採点の観点例
音読黙読後、音読①イントネーション②発音③声の大きさ
No.1(カードあり)How/Why…?①内容(1 根拠箇所 2指示語内容が合っているか
②質問に対する答え方 ③グラマー
No.2(カードあり)ナレーション(3コマ)①内容 ②グラマー(時制が過去形かも含む)
③語彙 ④イントネーション・発音
No.3(カードなし)Topic関連の質問①意見 ②意見の説明(または追加の意見) ③グラマー
No.4(カードなし)Topicとはやや離れた質問①理由 ②理由の説明(または追加の理由)③グラマー

Speaking/面接 問題サンプル(英検公式ウェブサイトより)

問題サンプル

バーチャル2次試験(対面の場合)

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_2/

表示される画面Sample

なお、当日は、次のように残り時間が表示されます。これはS-CBTのアドバンテージの1つでしょう。残り時間から逆算して「少なすぎるからもう少しサポートを追加しよう」とか「今2コマで30秒だったな、3コマ目はかなり時間をかけいないとな」と戦略を練ることができますね。

(https://www.eiken.or.jp/s-cbt/demo/s/index.html)

体験版

英検公式ウェブサイトで体験版を利用することができます。残念ながら準1級はありませんが、Speakingなど全体的なイメージを確認することができるでしょう。Writingでタイピングをする際のコピペの操作方法やリーディングでの解答の操作方法や見直しの方法などが確認できますよ。

https://www.eiken.or.jp/s-cbt/demo/2021.html

英検S-CBTの当日の流れ

級は異なりますが(準1級を受験した際のレポート)、様々な心の準備ができると思います。是非ご参照ください。

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