ボキャブラリー

「花粉症なんだ」「肌が弱いんだ」は英語で?

2022-03-28

Hey. Fukuoka English Gym代表のOkadaです。

週末2日間仕事で沖縄に滞在していました。

個人的に沖縄の良いところ ...。花粉症が起きない。出張で2年間沖縄通勤をしていた時期があるんですが、その2年間は本当に体調が良かった。3月や4月は私のように花粉症に体が過敏に反応する体質の方は本当につらいです。沖縄にいくと収まるんです。スギ花粉が飛んでないからでしょうか。私のいる福岡はPM2.5(さらに時期によっては黄砂)の影響も大きく、千葉→福岡に移住した当初は本当につらかったです。

昨日、福岡空港に戻り自宅に着くころにはすでにアレルギー症状が出ていました。

さて、そんな「花粉症」、さらに花粉などの刺激に「肌が弱い」は英語でなんて言うんでしょうか?

「花粉症」は3つの言い方がある

①hay fever

hay =「干し草」, fever=「熱」です。

英語圏では牧草の干し草が原因で起きる症状が由来になり, 世界的に使われるようになりました。

ただし, 日本を代表として, スギなどの木由来の花粉症を表すのには正確には対応していません【とは言え, hay feverが決まり文句として世界標準になっています】。そこで日本人としては下記②も知っておきましょう。

②pollen allergy

pollen =「花粉」, allergy=「アレルギー」【英語では「アラジィ」と発音】。これなら何由来の花粉症でも表せます。

③allergies

コンテクストは必要ですが、単にallergiesだけでも表すことができます。

「花粉症なんだ。」

① I have a hay fever.

体の異常を表す場合、 I have (a) 〇〇 が定番です。

「う〜ん、ちょっと頭痛い」
 Umm, I have a slight headache.

② I'm allergic to pollen.

〜アレルギーなんだ、の定番表現が下記。

「〜にアレルギーがある 」
・I am allergic to ~
・I have a ~ allergy.

これ色々と応用ができますよ。

「ハウスダストアレルギーなんです。」
 I'm allergic to (house) dust.

花粉症に関連してよく使われる表現 3

 「くしゃみが止まらないの。」 I can't stop sneezing.

sneeze = くしゃみをする

「目がかゆいんだ。」I've got itchy eyes. / My eyes are itchy.

・itchy = かゆい
・'ve got = have gotの省略形。have got ≒ haveです。I have a headache.(頭いたっ)をI've got a headache.と言うこともできます。中学・高校ではあまり習いませんが, 英語圏の会話ではhave got を多用します。今すぐというニュアンスが強くなりますね。

「鼻水が出るの。」I've got a running nose. / My nose is running.

runには「走る」以外に「(液体が)流れる」の意味もあります。そこから「鼻水を出す」の意味でも使うことができます。

すぐに使える例文

私がよく使う言い方をサンプルとしてご紹介します。一つのテンプレートとして加工してオリジナルのものをつくってみるとよいでしょう。

「春は暖かくなるし日が長くなるから好きなんだけど, でも同時に苦手でもあるんだよね。実は花粉症に苦しんでいるの。スギ花粉症でさ。目が超かゆくて。マスクなしでは生活できないね。」

I like spring because it gets warmer and the days get longer, but at the same time I'm not good at this season. Actually, I'm suffering from hay fever. You know, I'm allergic to cedar pollen. My eyes are really itchy. I can't live without a mask.

「毎年花粉症の季節が近づいてくると憂鬱になるんだ。」

I feel kind of depressed at this time of the year because the hay-fever season is just around the corner.

・リテラルトランスレーション
「私は1年のこの時期はなんか憂鬱になります。花粉症シーズンがすぐそこに迫っているからです。」
・kind of ~ = なんか, なんとなく の意味であいまいな気持ちを示すときによく使います。
・at this time of the year = 1年のこの時期
・S is just around the corner. = Sはすぐそこ【時間にも場所にも使える】

「肌が弱いんだ」

I have sensitive skin.

sensitive「敏感な」。上述したI have を使うとかんたんですね。「敏感肌なんだ」がI have sensitive skin.です。delicateをつかって、I have delicate skin.でもOKです。

なお、naiveは「世間知らず」ですから、日本語のイメージに引っ張られないようにしましょう。

My skin is sensitive.

「皮膚が敏感だ」で主語を「皮膚」にしたパターン。

My skin is susceptible to ...

is susceptible to ...「〜に弱い、〜の影響を受けやすい」。この表現をテンプレートとして覚えておけば様々なシチュエーションに応用できそうですね。

・花粉:My skin is susceptible to hay fever.
・日光:My skin is susceptible to the sun.
・温泉の成分:My skin is susceptible to the spring quality.
 *「泉質」spring quality

私のように泉質によっては温泉で肌荒れがひどくなるので温泉苦手というレアな日本人の方でもこの表現を覚えておけば簡単に言えそうですね。

-ボキャブラリー
-