スピーキング

英検やTOEICのスピーキングの自己練にはNative CampのSpeaking Training

2022-10-21

nativecamp.com

Hey guys. 代表Okadaです。

英検やTOEICなどのSpeaking対策の自己練ってどうしていますか?

先生に練習相手の依頼をする、自分自身で面接官役をやって受験生もする、スマホのレコーディング機能で録る。様々な方法がありますね。

これらのうち、対面で他者に相手をしてもらう方法は以外はなかなかモチベーションが上がらないのではないでしょうか?時間を図るモチベーションに加えて、自分だけだから自分に甘くなってしまったり。そんな方におすすめなのが、

オンライン英会話スクールNativeCampのアプリ内にあるSpeaking Training

です。

このスクールでの講師経験のある私は受講生だけじゃなく一般の英語学習者にオススメしたいアプリの機能です。

OKADA

NativeCampとは

いわずと知れた、日本人向けのオンライン英会話スクールのくさ分け的存在です。NativeCamp, DMM英会話, Rarejobがサブスク型の3大オンライン英会話スクール、そこに少しお高めなネイティスピーカー講師のみのCamblyが現在人気がありますね。

https://nativecamp.net

NativeCampアプリとは

NativeCampに会員登録すると、有料・無料に関わらず、マイページが付与されます。PC上にはこのSpeakingトレーニングのメニューは表示されないのですが、スマホ・タブレットのアプリであれば、利用できるんですね。

NativeCampのSpeaking Training(Source: NativeCamp App)の手順

このあとご紹介する画像は言語設定が英語になっていますが、日本語であれば日本語表示されます。

0 アプリ下部のLeaning Management

下部のLearning Managementの位置をタップします。すると下記の画面になります。2つ目のセクションにSpeaking Trainingがあります。

「日常英会話」「ビジネス英会話」の2つの項目が選択できますよ。

日常会話をタップすると、次のような画面に遷移します。

Trainingメニューが4つあるんですね。

メニュー1 音読

*ここから実際の英文やイラストにはぼかしをいれるか、省略しています

1センテンスが与えられ、音声を読み上げていきます。

AIがスコアリングしてくれ、評価を下してくれます。良かったところには下記のような丸表示、良くなかったところには☓がつくという日本式です。

すぐに自分の音声を聞くこともできますし、モデルの音声を聞くこともでき、欲しい物が全てここで済ませることができるんですね。

メニュー2 イラストの説明

実際の画面はお見せできませんが、3つのイラストの描写です。TOEICのSpeaking対策になります。

タイムゲージが表示されるので、本番さながらの焦った気持ちになることができます

メニュー3 コマ説明

英検準Ⅰ級や2級のイラストのコマ説明のようなイメージのパートです。

メニュー4 質問に対する意見

最後は英検1級を含めて全てのスピーキング試験に対応できる、1つの質問に対して、制限時間の中で意見とサポートを述べる練習パートです。下記は終わった後の画面ですが、モデルアンサーを2つも確認ができ、自分のも含めて音声を聞くことができます。

 私は英検準1級までやTEAPを受ける高校生、英検1級やTOEIC(S)を受験する方に、自己練習をするならこのPart 4をデイリールーティンにしましょう、とアドバイスをしています。理想形は「実際に話す」ですが、どうしてもその時間が確保できない日には最高の代用ツールだと思っています。

OKADA

個人的に良いところ

講師側としてオススメする視点、そして、実際に全てを使用した経験がある者としての使用感としては下記が良かった所です。

1 タイムゲージが表示され本番さながらのプレッシャーを感じられる
2 トレーニング数が多い(例えばPart 1なら2022年現在60ある)
3 トレーニングの実施回数が表示される(同じトレーニングは5回が目標となっていて何回やったか最後にいつしたかが表示される)
4 AIのスコアリングが厳しい(Part 4のみとても甘いですが、Part 2と3は本当に厳しいです)

注意:登録にはクレジットカードが必要

NativeCampはいったん無料体験受講生として登録をします(最初から有料でもよいですが無料期間があるのでもったいないですね)。体験期間が終わると自動で有料会員になるため、有料希望じゃない場合は、退会の処理をしてください。ただし、そのまま無料会員メンバーでいることができますから、アプリの機能も使うことができます。

Daily NewsもSpeaking対策になる情報が満載

レッスンで選択される数が多いテキストブックの最人気が "Daily News"です。

"Daily News"はどの英会話スクールでもおそらく最も支持を集めているテキストブックだと思います。旬のニュース記事をサマライジングされた状態になったものがテキストブックになっています。

NativeCampの"Daily News"のよいところ

1 読み上げ音声の国籍が様々
正統派な方から少しだけ癖がある方、話すスピードが早めの方など記事によって変わります
2 読み上げスピードがすぐに変更できる
細かくスピードを設定できます
3 スラッシュが自動で付与される
はずすことも可能です。返り読み防止のためのチャンクリーディング(=スラッシュリーディング)が超手軽にできます
4 レッスン内ですることを想定したDiscussion用のトピックに対する視点も掲載されている
Pros/Consに分けてこういう視点で言おうといったキーポイントが掲載されておりネタを集めたり視点を広げることができます

これは他のスクールでも同じですが、レベル設定をして表示記事をソートすることができます。最上位レベルの記事はTOEIC900超えをしている方や英検1級を持っているかたにはやや物足りない感があると思います。

"Daily News"の自己練にオススメの使い方

私はレッスンありきでのツールだと思っていますが、本当に面白い記事が様々なジャンルから集まっているため、レッスンを受ける時間のない時は自己練習に使用するのもオススメでうs。

オススメの使い方
1 最下部にある音声再生ボタン(Play)をタップしてリスニングから始める
2 聞こえた内容をノートテイキングしながら聞く
3 ある程度内容が聞き取れたら(*)、Listening Focusにある3つの質問に対しての答えをメモを見ながら実際に言う

 *聞き取れなかった場合は2を数回繰り返して理解を深めてから
4 3で答えの箇所が分からなかったものがある場合は改めてもう一度聞き、3に再チャレンジ
 *うっすらと答えが分かるという場合は、質問を見ながら答えを探すイメージでリスニングをするとよいでしょう
5 スピードアイシャドーイング
目と指で倍速で音声を聞きながらテキストをおっていく
6 スピードパラレルリーディング
倍速で音声再生してテキストを音読する(倍速がつらい場合はデフォルトのままで)
7 音声なし音読
・スラッシュあり(チャンクを意識しながら返り読みを防ぎたい場合)
・スラッシュなし(上記以外)
8 シャドーイング
総仕上げでシャドーイング

話せるようになるためにはやはり実際に話すしかない

帰国子女である私。それでも話さないとなまってしまうという感覚は正直あります。

現在韓国語を学習していますが、その中でも話すことに勝るものはないと痛感する毎日です。

私達はインプットしたものはアウトプットを実行することで使いこなせるようになる脳性質を持っています。読む・聞くはインプットです。音読はインプットとアウトプット同時にできますが、どちらかというとインプットよりの練習です。となると、本当にアウトプットは「実際に話す」なんですが。忙しい現代人、なかなかそういった機会を持っていないという方はこういったツールを活用することで「実際に話す」に近いトレーニングを日々のルーティンにいれるのがオススメですよ。

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