スピーキング 資格試験

イントネーションを意識した音読の実例【サンプル:英検2級Speakingの音読問題】

Hey. Fukuoka English Gym のOkadaです。

今年も来週に、15年以上毎年受験している年3回の英検1級試験日(1回目)がやってきます。試合前ということで読むもの・聞くものをカジュアルなものからフォーマルなものに変えて、頭を英検1級モードに切り替えているところです。

級に関係なく、従来型で受験し合格した場合は約1ヶ月後にSpeaking(面接)が待っています。S-CBTの場合は今週末という方もいるでしょう。本日はそんなSpeaking対策として、パッセージをどう読めば、どのように自分の意見を発音すれば評価が高くなるのかについて実例を交えて解説します。

TOEIC SWや英検の準1級など様々な資格試験に適用できます。

評価基準(英検2級の場合)

発音に関わる評価の観点は「発音」「イントネーション」といった項目において評価されます。資格試験のSpeakingも同様です。特に日本人の弱点とされているのが「イントネーション」ですので、こちらに重きをおいて解説をします。

音読(2級の場合 5 points)

まずは2級の音読の評価の観点です。①はイメージ通り。③は意識しないと大きくならないですから、練習段階ではっきりと発音をするようにしましょう。では②はどうしたらよいのでしょうか?

評価の観点
①発音
②イントネーション
③声の大きさ

イントネーションの仕組み1:日英比較

日本人が話す言語は波のない平坦な言語です。英語は波乗り言語と言われ、波をつくるためのルールがあります。このルールを知っているからこそ、カタカナ英語を卒業することができます。

英語では強弱の波が生まれる。この波が英語なんですね。

上記センテンスの実際の音の違いはこちらから確認できます。

イントネーションの仕組み2:重要な語は長く、そうじゃない語は短く

リズムの生み方は超簡単

英語でのリズムのルールはとても簡単です。

相手に伝えるべき重要な語は長く(はっきりと)
●相手に伝えなくてもなんとかなる重要じゃない語は短く(ぼやっと)

これでイントネーションが生まれます。

ただし、品詞の知識が必要(コンテンツワード vs. ファンクションワード)

もっと細かく考えると、次のような分類ができます。

●名詞、動詞、形容詞などそれが伝わらないとコミュニケーションにならない語
→ Content Words(内容語)と呼ばれ、長く(はっきりと)

●前置詞、接続詞、関係詞などセンテンスを作る上で必要だがコミュニケーションの支障にならない語
→ Function Words または Grammar Words(機能語)と呼ばれ、短く(ぼやっと)

下記品詞による分類一覧表です。

詳細はOkadaの連載コラムで:

音読実例(サンプル英検2級)

利用した素材(英検2級公式サンプル問題)

強弱のイメージとサンプル音声

大きいブラックのマルが「Content Words(内容語)」、それ以外が「Function Words / Grammar Words (機能語)」です。

品詞のルール通りで分類しています。実際には小さなマルも大きなマルになる部分もありますが、あくまでも理論に沿って記載しています。下記音声は私(Fukuoka English GymのOkada)が実際に読み上げた音声です。

2級を想定するなら時間が余りまくるため、もっとゆっくり読んでよいです。
Okadaによる実際の音読実例

発音のヒント1:Function Wordsはとにかく短く発音

機能語はとにかく短くが基本です。機能語の母音の多くはシュワーサウンド /ə/ になります(たまに/i/にも)。

発音のヒント2:Reduction(脱落)を意識する

語末のgやd、ntのtは脱落する

発音のヒント3:資格試験で必ず登場する A and B

資格試験の音読問題では必ず出題されるのが、A and B(あるいはA, B and C)。地味に気づいていない受験生が多いと呼ばれている部分です。キーポイントは、A(上げる)and B(下げる)のように。andやorで列挙された最後だけは下げて発音するというルールです。

これがイントネーションのスコアリングのキーポイント

今回ご紹介した強弱が「イントネーション」の採点部分です。知っているのと知らないのとでは大違いですね。

音読をする際も、イントネーションに意識を向けることで英語独特のリズムが自分のものになります。結果的に、リスニング時の聞き取る力(=音声知覚レベル)が格段に上がるでしょう。

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