-Pronunciation
日本人っぽい発音から抜け出せない根本原因
原因1 英語には波のリズムがある
日本人が話す言語は波のない平坦な言語です。英語は波乗り言語と言われ、波をつくるためのルールがあります。このルールを知っているからこそ、カタカナ英語を卒業することができます。
原因2 発声のメカニズムの違い①「発声ポジション(発声位置)」
☓ 日本人「口先」
✓ 英語圏「喉」「胸」
日本語は口先や鼻で発声するのに対し、英語は「喉」「胸」を響かせて発声します。理論では分かっても、実際にどのように発声するのかは指導を受けてしまったほうが早く習得できます。
原因3 発声のメカニズムの違い②「舌の位置、使い方」
舌の位置
日本語の舌のポジションのデフォルトは全体的に高いのに対し、英語ではつけ根にかけて低くなる傾向があります。発声位置が喉を使うことの多い英語では、喉を使おうとすると自然と音が流れていくように広がるんですね。
R Sound(Rの発音)
日本の学校の多くでは、「Rは巻き舌」と教えられることが多いです。しかし、実際は「舌のつけ根を奥に引っ張ることで盛り上げる」そして、「発声は喉」です。
原因4 発声のメカニズムの違い③「口の形」
hot はアメリカ英語を中心に /hɑt/ と発音されます。「ホット」ではなく「ハット」です。この時の「ハ」の基本フォームは ・「口を縦に大きく空ける(指3本程度入るくらいで日本語の「オ」の形)」 ・「舌の位置は下げる」 ・「ア」と発声する 「ブロック」を表すblockも/blɑk/(「ブラック」がアメリカ英語。「大ヒット作」の意味の"blockbuster"やよく耳にする語でしょう。
・sample audio : hot
・sample audio : block
理論を把握する前と後の音声イメージ(Before → After)
"How about going to Starbucks tonight?"
Before
After
発音記号一覧・長母音、短母音入門
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