Hey, guys. Fukuoka English Gym 代表Okadaです。
受講生からよくある質問。「やる気が出ないんだけどどうしたらいいですか?」「本番に弱くて、模試では結果が出るのに本番だと結果が出ないんです。何が原因?」
私がよく答えるのは「行動を起こす」→「感情が上がる」という科学的な枠組みです。
やる気が出たら実行にうつす?!
やる気が起きない時、どうしますか?
・仕事に行かないといけないけれどベッドから起きれない。
・スクールのレッスンがあるのに何だか着替える気持ちになれない。
・机にきたけど。やる気起きないな。とりあえずインスタ。
そんな時は「心理的にも肉体的にも充電が必要なんだ」と考えお休みする。これはこれで必要な考え方だと思います。実際にそれが最適解、ということもあるかもしれません。
ですが、試験前など本気でしなければいけない状況下ではそうも行ってられないですね。科学的には「感情」→「行動」ではなく、「行動」→「感情」という枠組みが提唱されています。
小さな行動を起こしていたらやる気UPが自動化される
やる気が出ない時はまずは行動にうつしてください。意識するのは、最初は小さな一歩にすることです。小さな一歩を積み重ねてやがては大きな目標を達成するのは、Baby Steps(あるいはSmall Steps)と呼ばれます。 Baby Step - 大きな目標のうち本当に軽いと思われるものをちょこっとやり始める - 普段スタバで勉強する人であれば、「ひとまずスタバに行ってみる(そしてテキストブックを開く)」くらいでも。 ただし、できる限り勉強に関わるものがよいです。4~5分経てば気持ちが完全に乗ると言われています。 まずは音読1分。その後、黙読2分。リスニング1分のように。勉強に関してはまずは最初の4~5分を頑張りましょう。 Dopamine - すると脳内で「やる気UP」物質ドーパミンが放出されます。テストで良いスコアをとったとき、人に褒められたとき、もっと頑張ろうってやる気がみなぎりますよね。目標を達成した時に分泌される物質がドーパミンです。小さな行動を起こしている時にも放出され、徐々に脳がウォームアップされていき自然と気分が乗ってきます(=作業興奮って言います) Emotion あとは時間経過とともに感情がどんどん乗ってきます【前述したように4~5分程度で乗ると言われています】 Action 乗ってきたらこちらのものです。本来の主目的を実行に移せるようになります。
行動力は成果を生む
上述したように、「行動」と「感情」は直結しています。ですから、
行動力を起こせる人 ↓ 感情の波が安定している(モチベーション維持が上手) ↓ 継続することができる ↓ ・成果が出せる ・本番に強い(=本番の精神的プレッシャーに強い)
と言われています。
本番に弱いタイプの方。是非アクションを起こしてください。その時は大きなストレスを感じたとしても、小さな勇気が、本番でのあなたの強さになります。いつもではなくていいです。何回かに1回かはチャレンジしてみるんです。
自分からどんどん行動を起こそう(迷っているなら動いてみる)
やるかやらないか迷っていることは皆さんあると思います。
ですが、上述したように、行動力のある人は最終的に大きな成果が出やすい、本番で実力を発揮しやすいことが分かっています。
やる vs. やらない で迷ったら「やる」を選択できる自分を目指しましょう。
参考
Your Brain on Dopamine: The Science of Motivation
April 9, 2019 by Kevan Lee