今年も私Okadaと関わりのあった受講生の皆さん、合格報告のメッセージをくださりありがとうございます。特に、特別講師としてうかがっている高校の受講生、業務委託先の予備校の受講生の皆さん、結果が気になっている人が実は結構いて報告ありがたいです。
契約上、まだ返信ができていない方もいますが、読ませてもらっています。
さて、今年特に印象に残った業務委託を受けている予備校の受講生のことをお話します。実は今年はすごいなと思わされた受講生がたくさんいたのですが、今回はそのうちの一人です。
医学部志望の再受験生
彼は大学生ですが、進路変更(医学部志望)のため、9月から予備校でレッスンを受講し始めました。
当時は名前を知らないものの、私の選択講座の多くをだいたい受講してくれていました。嬉しいことに教室に入るとその姿があり、信頼して受講してくれてありがとう、と感謝する存在です。
行動力がすごい
印象に残っているのはその行動力です。
私Okadaは受講生同士の「問題の出し合い」や「競争」を促進しています。レッスンによっては高校や大学のようにがっつりとアクティブ・ラーニング形式をとりいれることもあるくらい、一方向的レッスンが苦手です(私の教育バックグラウンドから)。
ただ、コロナ禍の中、この2年はインタラクティブな授業形式はできないので、代わりに私のところにきたら問題を出したり、口頭でテストをしたり、インタラクティブなやり取りができる旨を受講生に伝えています。
彼は勇気を出して、そんなインタラクティブなやり取りを希望して、毎週、私のところにきてくれました。私とのこの作業が継続できた受講生で不合格になる学生はそれほど多くないので、内心「よし!」と思いました。また自分から行動を起こせる本人にも関心しました。
合格確信後の行動力もすごい
2/25の国公立前期の試験後、私が担当する講座がありました。これは3/12の後期試験向けの講座ですが、人数は毎年1~5名程度しかいないため、一応合格している受講生も受講OKにしています。個別に対応するため、TOEICやTOEFLの対策をする場合もあります。
そこに彼の姿がありました。4日間講座の初日のレッスン後話しをすると、某国立大医学部を受験しスコアや手応えを考慮すると合格は間違いない、とのこと(実際、合格報告を後に受けました)。
だったらなぜ受講しているんだ?!と内心。
彼が受講した理由は、大学に入った後に向けた学習をスタートさせたいから、だったんです。もうすでにその先を見ていて、行動を起こしているんですね。
こういう人が国立医学部に合格するんだな、こういう人が人生での成功を得るんだろうな、と確信しました。
行動にうつすのは勇気がいるけれど、小さな一歩が大きな成果へ
私のところにくるのは本当にドキドキしたと思います。きっとくるかこないかも迷ったでしょう。
最近、思うのですが、行動を起こしても結果が伴わない場合もあります。けれど、大事なのは踏み出したこと自体、そして、そこで得た経験値が重要なのではないかと。
もちろん、彼の場合は、しっかりと成果が生まれているので、これが大きな成功体験になったと思います。
私自身、小さな(けれど精神的には大きな一方)一歩を踏めることが大きな成果を生み出すことを実感させてくれた存在でした。
是非、今するかどうか迷っていることがあれば、是非自分から行動を起こしてみてください。小さな一歩が人生を変えるかもしれません。