
Hi guys. 元経営者で現役高校教員のトライリンガルOkadaです。
It's been ages since I last posted something on this website. Teachers have tons of stuff to do, so I have been having difficulty dealing with them, but it's a lot of fun.

さて、モーニングルーティンとなっている英語ニュースサイトでのリーディング。今朝リリースされた面白い記事を見つけたので、シェアします。
あの"Barbie"が初の実写化ということで、アメリカでblockbuster(=大ヒット)となっているそうです。公開されて1週間以上経つのに、まだ、日本にその熱量が伝わってこないのはなぜなのか?
私自身、普段テレビをつけないので、単純に情報として入ってこないだけなのか、それとも日本ではそれほどBarbie人気がないのか。
映画 Barbie
2023年7月21日公開(日本では8月11日)。
内容の説明は不要ですね。お人形遊びの定番ですし、子ども向けのアニメとして、例えば、Netflixでは、Barbie Life in the Dreamhouse を視聴できます。全然知らない方でも、Toy Storyシリーズを観たことがあれば見覚えがあるでしょう。
映画 Oppenheimer
2023年7月21日公開(日本での公開予定はなし)。3時間もの長さ。
クリストファー・ノーラン監督の最新作。映画通にはたまらないですね。さらに、ロバート・ダウニー・ジュニア、マット・デイモン、デヴォン・ポスティング (The 100 の俳優さん)、エミリー・ブラントなど人気俳優が集結。
内容は「原爆の父、理論物理学者のロバート・オッペンハイマーの生涯」を描いています。
日本で公開予定がない、ことの理由が私たち日本人には分かりますね。

同日公開日のBarbieとOppenheimerがコロボしてしまった
Barbenheimer 現象
制作サイドではなく、ファンを中心に、"Barbenheimer "現象が起こっています。原爆の雲とバービーをコラボさせた画像や動画を制作してSNSで流行しているんですね。
詳しくは、今朝のCBSニュースで文章とニュース動画をあわせてみてみるとよいと思います。
Warner Bros. responds to "insensitive" social media posts after viral backlash in Japan
センシティブだがOppenheimer 単体ならよかった
これは、私見で批判もあるかもしれませんが、Oppenheimer自体は監督とキャストへの期待値は個人的にとても高いです。監督が言っているように、爆弾を作る側の苦悩も描いていると。それなら、日本人としては向こう側の視点を学ぶこともこれからの平和にとって意義がある気がしています。
それでも、被爆国以外の国でBarbenheimer現象が起こっているというのは、原爆の恐怖は世界的に認知されていない、それか、薄まっている、ということ。
LGBTQ+がアメリカでは浸透しているのに対し、日本ではまだ法的に認められていないジェンダー問題が多い。このようにちょっとトピックを変えれば、大きいものも、小さいものも、日本 VS世界で考え方が異なっているものはたくさんあると思います。だから、それは絶対にダメ!と相手を否定するのは難しい。お互いの考えを伝えあって歩み寄ることができたらいいですね。
最近平和ぼけしていると言われることがありますが、ちょっとした衝突はふとした瞬間にウクライナ VS. ロシアのように爆発することがあります。苦しい体験をしている日本だからこそ、センシティブなトピックに対して、世界に大きな印象を与えるような発信をしていきたいですね。
私は教師なので、日本人同士のディスカッションで互いの考えが違うことを知り、どう気持ちをすりあわせていくかを日々のレッスンの中で実践していくことが平和への第一歩だと思っています。英語教師という特性を活かして、海外からの留学生を呼び込み、センシティブなトピックに対し週1でディスカッションする場を設けるような仕組みも作ってみたいです。

最後に:Googleで"barbie"と検索するとピンクになります
おそらく今だけだと思いますが、Googleで "barbie"または「バービー」と検索すると、画面がバービーのカラーであるピンクに変わります。