英単語 / 英語表現

「梅雨入りしたね」は英語で?

2023-05-29

Image by Freepik

Hi guys. 元経営者で現役高校教員のOkadaです。

私が住む福岡では昨日梅雨入りの発表がありました。まだ発表されていない地域の方も、外国人やオンライン英会話の中で「梅雨」が話題に上がりやすい時期です。ですので「梅雨」にまつわる表現をシェアしていきます。

「梅雨」the rainy season

「梅雨」は「雨が(いつも)降る季節」ですので、rainy「雨降りの」+ season「季節」= rainy seasonと言います。

私の知る限りですが、kimono(着物)、samuraii(サムライ)、Washoku(和食)のように、日本語のまま、梅雨がtsuyuと紹介されることはあります。

他にも、

Monsoon season
wet season

を耳にすることがおおいです。特に、Monsoon seasonは世界共通の表現のような感覚があり、外国人の方と話しているときに、"The Monsoon season has just started here in Japan."のように説明することが私は普通にあります。

OKADA

「梅雨」の定義

日本の季節になじみないの方や常夏の地域の方からすると、the rainy seasonと言われてもいつのことか分かりませんから、少し説明を追加してあげると、コミュニケーションとしてリスナーファーストになれるでしょう。

日本の梅雨は一般的に5月末から6月にかけて、雨が多い時期のことを指すため、次のように説明を追加するとよいでしょう。

日本では雨季が5月末から6月にかけてあります。

The rainy season is from the end of May throughout June in Japan. 

日本では雨季が5月末くらいから始まり、7月中旬にかけて続きます。

In Japan, the rainy season begins around the end of May and ends in mid-July.

このように期間を示すことによって、同じく雨季がある気候の地域に住む方にとっては、より共感しやすくなるでしょう。例えば熱帯モンスーン気候のタイでは6月から10月が雨季となりスコールが増える時期ですから、日本の場合は、6月を中心によく雨がふるのね、とイメージをしてもらいやすいですね。

相手がピンとこなかったら、It's like the Monsoon Season. 「モンスーン(の雨)みたいなものだよ」と言うと私の場合はすごく「あ〜なるほど」となることがこれまで多かったです。

OKADA

梅雨の話題に関連する表現

「梅雨入りした」The rainy season has just begun.

ちょうど始まって現在も、というシチュエーションなら、現在完了形を使用して、

The rainy season has just begun.

と伝えるとよいでしょう。beganはstartedやset inでもOKです。

他にも...

We have entered the rainy season.(「雨季に突入したところだ」)

The rainy season is here.(「雨季がここにある」)

The rainy season called Tsuyu started last week.(「つゆ」っていう雨季が先週始まったんだ)

「梅雨前線」seasonal rain front

「天気予報によれば、梅雨前線が数日間西日本に停滞するらしいよ。」

According to the weather forecast, seasonal rain front stays over western Japan for a couple of days.

「土砂降り」pour

「今日は土砂降りだったよ。」

It was pouring rain outside today.

他にも...

It was raining very hard.(「とても激しく雨が降っていた」)

It was raining cats and dogs.(「犬猫のように雨が降っていた」)

cats and dogsは北欧の神話で猫=雨の象徴、dogs=風の象徴からきています。

OKADA

「湿気高っ」very humid

「湿気高っ」

It is very humid.

「蒸暑っ」muggy

「蒸暑っ」

It is muggy.

OKADA

muggy = warm and humid というイメージです。

「梅雨嫌い。べとべと」の「べとべと」sticky

「梅雨嫌い」

I'm not a fan of the rainy season.

I don't like the rainy season.

「べとべとだよ」

It's sticky.

is not fan of 〇〇「〇〇が好きじゃない」は定番表現 I am a big fan of 〇〇「〇〇が大好きなんだ」を応用した表現です。stickyは「べとべと・ねばねばの」「汗でべとついた」という意味です。「蒸し暑い」というニュアンスも出せます。

OKADA

「梅雨が終わったんだ」The rainy season has ended.

「終わる」endで、現在完了にしてhas ended。

他にも...

The end of the rainy season has come.(「雨季の終わりがやってきた」)

The rainy season is over.「雨季が終わった」

〇〇 has come「〇〇がやってきた」は天気以外でも使える万能な表現です。〇〇 is over「〇〇が終わった」も様々なシチュエーションで使える定番表現です。

OKADA

最後に:雨 = ネガティブではない(発想の転換)

雨と言うとネガティブなイメージがつきまとうものです。

じめじめして集中できない・眠くなる、気圧の変化で頭痛が頻繁に起こる、など数えきれないですね。

ただ、主体や発想を変えると、ポジティブなものになることもあります。

・コインランドリー店:雨降った方が儲かる!

・干ばつに悩む農業従事者:雨降って作物が育つ

・乾季の時期のダム貯水率:雨が降ったほうが貯水率が高まり市民も助かる

・土曜の子どもの運動会の日と仕事の日がかち合った:土曜に雨が降れば日曜に順延になる!雨降れ!

・日焼け対策:日差しが強くないので日焼け度合いが弱い

運動会の発想は私自身が今求めていることです。今週末に子ども2人の学校の運動会があるのですが、出勤日のため今のところ行くことができません。雨が降れば、順延で行ける可能性が高まるので、先週末から天気予報を見ては「雨」マークを見つけると、よしこのまま雨のままで!って願っている自分がいました。

OKADA

例をあげれば、きりがないと思います。私は気圧のちょっとした変化で片頭痛が起きる体質のため、つらいのですが、「あ〜あ今日も雨か〜」と考えても、ただ気分が落ちるだけなので、ポジティブな面がないか、といつも頭の中で切り替えするようにしています。

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