Hey guys. 代表Okadaです。
英検1級のPart1[語彙パート]程度のレベルになると本当に難しいですね。
1つには、本当に使うの?!というリアリティーのなさ。そして、2つ目は中学英語に登場するような単語と違ってスペリングからその意味がイメージがしづらいところですね。
pedestrian「歩行者」くらいなら、ターミナル駅に「ペデストリアンデッキ」があるところが多いですし、そう表示されている看板もよく見かけます。pedはpedal「ペダル」やpedicure「ペディキュア」から分かる通り、ped =「足」です。ianは、musicianのian「〜する人」。最後は語呂合わせのような無理矢理感がありますが、str --> street とこじつけて考えれば、「足 通り 人」-->「歩行者」になりますね。 とはいえ、piracyとなると、..... という方は多いのではないでしょうか。
piracyの意味
piracy
1 シージャック[海賊行為], ハイジャック
2 違法コピー[著作権違反]
もともと、「海賊行為」を示すのがpiracy。パイレーツ・オブ・カリビアンのジャック・スパロウの世界ですね。それが発展して、ドラマ・映画などの「海賊版の作成」の意味にも使われるようになったんですね。
piracyの語源はpirate
上述したpiracyの意味から想像できる通り、piracyはpirateの変化形なんです。。
pirate
1 海賊
2 違法コピー作成者[著作権違反者/業者]
e.g. 「海賊版のCDを買うのは違法だよ」
It's illegal to buy a pirate CD.
*動詞pirateを過去分詞にして、buy a pirated CDでもOKです。
Pirates of the Caribbean シリーズ(Johnny Deppさん)の大ファンとしては、piracyは本当にフックが残しやすいなと思います。なお、MacBookをお使いの場合は、デフォルトの英英辞典で単語検索をした場合、下部にORIGINと出てきますが、そこに記憶に残しやすくするためのフックにできる語源が載っています。オススメです。
最新のThe Guardianのニュース記事で確認:digital piracy
英語学習者にはおなじみのニュースサイトThe Guardian、12月5日(2022年)の記事Risky online behaviour ‘almost normalised’ among young people, says studyより。
A survey of 8,000 young people found that one in four have tracked or trolled someone online, one in eight have engaged in online harassment, one in 10 have engaged in hate speech or hacking, one in five have engaged in sexting and one in three have engaged in digital piracy. It also found that four out of 10 have watched pornography.
Risky online behaviour ‘almost normalised’ among young people, says study
https://www.theguardian.com/technology/2022/dec/05/risky-online-behaviour-almost-normalised-among-young-people-says-study
16-19歳を対象に調査したところ、オンライン上での犯罪や犯罪に近い行為、あるいは嫌がらせなどの行為をしたことがあるのは8人1人という結果が出たことを伝える記事です。上記のdigital piracy「デジタル機器をつかった違法コピー」です。online piracyともいわれ、オンライン上での著作権を無視してコピーをダウンロードしたり配布したりする行為。3人に1人が関わったとことがあるんですね。
日常生活をしている中でpiracyってなかなか聞かないですけれど、ニュースサイトには普通に登場するんですね。
日々の中に英語のニュースサイトをチェックすることをルーティン化するのはオススメです。単語帳などで登場する「これ使うの?」がリアルなものに変化し、覚えようという動機が格段に高まります。