TOEIC 資格試験

初めてのTOEIC(L&R)対策マニュアル

Hey, guys. Fukuoka English Gym代表のOkadaです。

TOEICをこれから受験される方、久しぶりに受験される方, 改めてTOEICの概要や基本的な学習方針を確認しておきたい方向けの記事です。設問構成, 問数, 問題サンプル, 試験時間, 対策法を網羅しています。

TOEIC(Listening & Reading)の全体像

Part(=大問)が7つあり, リスニングとリーディングに分かれています。 2時間で計100問を解きます。フルスコアは990 points(Listening:495 points, Reading:495点points)です。

Listening Section(約45 min / 100 問)

パート問題タイプ問数目標時間
1写真描写6-
2応答25-
3会話13会話☓3(39)-
4説明文10説明文☓各3(30)-

Reading Section(75 min / 100 問)

パート問題タイプ問数目標時間
5短文穴埋め308 min
6長文穴埋め4長文☓各4(16)8 min
7読解
 シングルパッセージ
 ダブルパッセージ
トリプルパッセージ

10文書(各2~4問で合計29問)
2文書(各5問)
3文書(各5問)
55 min

Sample問題(TOEIC公式WEBSITE)

TOEIC公式WEBSITEで確認

https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample01.html


Sample

Directions: In this part you will read a selection of texts, such as magazine and newspaper articles, e-mails, and instant messages. Each text or set of texts is followed by several questions. Select the best answer for each question and mark the letter (A), (B), (C), or (D) on your answer sheet.

Questions 196-200 refer to the following advertisement, online shopping cart, and e-mail.

No. 200 What problem does Mr. Phan mention in his e-mail?

 (A) He received the wrong item.

 (B) He was charged the wrong price.

 (C) The delivery time was too long.

 (D) The instructions were too confusing.

(Source:http://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample07_04.html)

試験時間・会場

試験時間は固定

午前実施午後実施
受付9:25-9:5514:05-14:35
試験時間10:20-12:2015:00-17:00
時間は固定されているわけですから、試験が近づくにつれて本番を想定した時間の過ごし方も意識したいですね。例えば、1週前の同じ時間帯に2時間ぶっ通しで学習してみるとか。

コロナ以前は日曜の13:00-固定

コロナ以前は時間帯は1つに固定されており、日曜の 13:00 ~15:00でした。
*12:35~13:00まで説明と音声テストがあります。

会場

最寄りの大学の講義室やビジネスビルの会議室など。受験者数によって変動します(受験者が多いタイミングだと大学に。少ないと, ビジネスビルや商工会議所のような会議室になります。大学の大講義室だとテーブルが斜めになっているので, 鉛筆が転がりますから注意してください)。デジタルな世の中、時計を忘れてしまうというのも定番の失敗ですのでこちらも気をつけてください。

さて, 本題の対策です。対策は3つのステップ + α を踏んで下さい。

対策の3ステップ + α

STEP 1 公式問題集を解いて全体像を把握する

まず全体像を把握してください。ここは面倒臭がらず必ずしましょう。効率が高まりますよ。例えば, (大阪なおみ選手にあこがれて)今日からテニスを習い始めるテニス初心者だとしましょう。2ヶ月後に試合があります。基礎・基本をするのは当然なのですが, まず最初に本番の疑似体験(=練習試合)をしておくのは効率が良いはずです。ラリー(打ち合い)はできないけどサーブは何とか入った。サーブは入らないけどラケットに当たればラリー(打ち合い)はできた。レシーブが全くできず試合にならない。...。技術面以外にも, 精神面。途中で集中力が切れて試合にならなかったという場合もあるでしょう。さらにルールや点数の加算のされ方といった技術面・精神面以外のことも分かります。最初に一通りのことを体験すると, 補うべき弱点が把握できます。TOEICは昇進や進学などで結果が早期に求められることが多いため, 短期間で結果を出すのに全体像の把握は必須です。昨年, 私が教えたある大学生(3年生)は, 会話は問題ない帰国子女だったのですが, 公式問題集を解いてもらったところ, リスニングセクションは9割, リーディングセクションは5割。リーディングセクションはPart5がボロボロでした。対策期間は2ヶ月あったのですが, その大半をPart5に当てました。学習効率が本当に高くなった受講生の一例です。

STEP 2 参考書/問題集で各PARTの「解法」を知る

次に市販の「対策本」を利用して「各Partに対する解法」を理解しましょう。それぞれのPartには作問者側が求める出題意図があります。やみくもに演習量を確保するよりも, まず出題意図を知り, それに対する適切な解法を一度理解してしまった方が精度が高くなります。 例えば, 4択のグラマー問題には英文の和訳をしなくても空所前後やセンテンスの構造からパッと見(3〜5秒くらい)で答えが出せるものが大量にあります。また, リスニングならWhy ~ ? と言われれば, Becauseを予想していまいますが, 実際にはBecauseが答えになることは少ない。これは実際の英会話がそうだからです。WhyだからBecauseという思考の癖を矯正しない限り, ずっと間違え続けます。さらに, リスニングの設問は選択肢まで先読みするのかしないのか, 先読みする場合は何に着目するのか。 こういったパターンや解法を知るための書籍は書店に行けばたくさん置いてあります(Fukuoka English Gymでもしっかりとした対策を提供しておりますので是非ご受講ください)。どれを選んだらいいか分からない, という場合は, 本の帯に「売上1位」のような文字が並んでいるものが無難です。大学生の方は, 街の本屋より大学にある生協・本屋で購入するのがオススメ。生協などはターゲットが大学生なので, TOEICコーナーには気合いをいれてくれています。

STEP2を踏みながらも, 公式問題集は何度も何度も反復してください。例えばリスニングなら聞き取れない場所がないくらい何度も聞き, 音読をし, シャドーイングをしてください。苦手なものならば20回は軽く超えることになるでしょう。

STEP 3 参考書/問題集の復習 &公式問題集を解く

・伸び悩む人に多いのですが, 一度解いて放置(気を抜けば私もその1人)はNGです。復習なくして定着はあり得ません。何度も何度も反復して, 解答に至るプロセスを頭になじませてください。リスニングを例にとると, モノしたい問題なら、1題につき20回以上の聞き込み/音読(さらにシャドーイング・ディクテーションもできる良いです)で効果が最大限発揮される, と考えてください。

・公式問題集は2回分収録されていますから、ある程度方法が分かったところで、2回目を解いてみて、学習の「効果測定」をします。このときに強み・弱みを再び自己分析し、その後の学習効率をさらにあげます。

STEP 4 予想模試

方法論が理解でき、復習もかなりこなせた。残すところはアウトプットを大量に行うことです。初見問題ですぐさま既習の解き方を適用できるようにするのがこのSTEPです。「予想模試」「予想問題集」といったタイトルの書籍を使うとよいでしょう。

+α ボキャブラリービルディング

shipmentやbusinesses, brochure, plumber, voucher, adjacent to といった語を見て, 1秒で意味が浮かんでこないのであれば, TOEICの問題を解いたり, 聞いたりするのに苦労します。つまり, 語彙力不足です。shipmentは「積荷, 出荷」です。昔は, 物を「船」に積んで出荷していました。だからshipです。今や物流の中心は, 車や飛行機ですが, 未だにshipの名残が残っているわけです。businessesは「企業」という意味でばかり登場します(もちろん「仕事」もあります)。また, brochureは仏語由来で「パンフ」(pumphletはあまり使われません), plumberは「配管工」です。voucherは海外のホテルで目にしたり耳にしたりすることの多い語で「クーポン」を指します。ちなみに, TOEIC受験申し込みをする際に団体受験で割引適用される方向けの「バウチャー受験申し込み」という欄があります。adjacent to はnext toのことです。

語彙増強の学習パターン
①と②のコンビ、または、③と②のコンビがオススメです。

①市販の単語帳
大学受験経験者の方はTOEICを解いてみると分かると思いますが, 実用英語は, 論説文読解に利用する語彙とは使う語彙範囲がかなり違います。だから, 問題集の中のどれを覚えるのが良いか感覚的にわからないという人は多いと思います。そういった場合には市販の単語帳が有効です。

 ・2021年現在「金のフレーズ」「公式のボキャブラリーブック」が大人気で受験者の支持を集めています。後者は初級者向けという印象です。

②オリジナルノート
公式問題集や参考書に登場したものを片っ端から抜き出していく方法です。スマホのメモ帳やEXCELやNumbers, または, Ankiなどの暗記アプリを利用してもよいでしょう。あまりにも量が多そうであれば, 問題集・参考書の復習を何度も回した後に作成し始めてもよいでしょう。繰り返す過程で, 必要な単語・熟語が少しずつ把握できます。

③アプリの利用
無料のもので優れたものは非常にあります。①の市販本の代替案と考えるよいです。有料版ですが "iKnow" はオススメです。

脳科学に基づいて復習タイミングも教えてくれます。TOEICや英会話, ビジネス英語, 恋愛英語などコンテンツが豊富です。

DMM英会話様に私Okadaの英語コラムが連載されておりますので是非学習のご参考にしてください。

公式ウェブサイトは有益な情報がいっぱい

TOEIC公式ウェブサイトには様々な情報が掲載されいています。ブックマークしておくとよいでしょう。

最後に

せっかくTOEICを受験するのであれば目標設定をしておくことをオススメします。とくにどれくらいで、というのがなければ「ハイスコアラーに贈られる賞 "TOEIC IIBC AWARD OF EXCELLENCE"の基準スコアを超えること」を目指すことをオススメします。1年に1回全国の受験生の中から200~500名程度選出される賞ですので、箔もつくでしょう。

また私個人の感覚ですが、Speakingが日常会話であれば普通にできる(=話せる)人は、全く対策をしていなくてもリスニングは9割を超えるイメージがあります。何が言いたいかというと、言語学習の最大の目的であるSpeakingを重視した英語学習をしていけばおのずと全体も上がる、ということです。これは科学的にも証明されていることですので、「話す」練習のない英語学習はできるだけ避けるようにするとよいでしょう。

今回、オススメの参考書はあまり具体的に記載しておりませんが、何をどう使っていけばよいか分からないという方は是非無料体験レッスンをご受講ください。

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