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10年間の飛行機・新幹線通勤・ホテル生活が終了

2023-01-31

Hey guys. 毎週土日配信のK-Drama、超人気数学予備校講師が主役のCrash Course in Romance(「イルタ・スキャンダル」)にはまっている代表Okadaです。

OKADA

自称Kドラマを最も視聴している30代経営者です。Kドラマのストーリーパターンはある程度の頭に入っているので、Crash Course in RomanceのEpisode 4までを視聴した上で、あの鉄の玉の犯人はずばり、... マネージャーと予想しています(ていうか、皆さんそう思っていますよね)。亡くなった元女子生徒の兄弟ではないか...の答え合わせもしつつ今後視聴したいと思っています。

さて、本日で長年続けた仕事に一区切りがありました。

振り返りを含めた代表ブログを書いてみようと思います。ホテル生活歴も長いので、ホテル選びのポイントも経験者としてシェアしておきます。

三足のわらじ

私Okadaは出版社の経営者をしています。2017年には英語スクールFukuoka English Gymを立ち上げました。コロナに伴い2021年には同スクールを完全オンラインにしカウンセリング+レッスンをばんばんしています。そして、大学受験予備校・高校・中学・大学で講師もしてきました。中小企業経営者、英語スクールのマネージャー兼インストラクター、予備校などの講師、という三足のわらじをはいてきました。

大学受験予備校の仕事

この中で、10年近く前からレッスンをしにいき始めた大学受験予備校は、全国からイケてる講師がライブ授業をすることを売りにしているため、長距離移動を伴います。羽田-福岡を毎週飛行機で往復したり、福岡に完全に移住してからは、福岡-鹿児島の新幹線通勤。3年間、毎週福岡-那覇の往復をした時期もあり、この時は本当につらかったです。通院レベルの片頭痛もちのため、気圧変化で頭痛が常に続いたり、寒暖差に体が順応できなかったり。けれど、マイルの貯まり方は半端なくステイタスは格段に上がり色々な恩恵を受けられるようになりました。ラウンジ利用だけじゃなく、上級ステータスの場合、座席予約の候補数の選択肢が通常より増えるなど色々な利点が(海外旅行好きのため、仕事で稼いだマイルでの加算は本当に助かりました)。

今年度の新幹線は、大学受験予備校で博多-熊本、大学でのTOEIC講座で博多-広島の通勤が1週間の中に組み込まれていました。後者は2022年12月末で全て終了。そして、本日、熊本での仕事が最後だったため、博多-熊本間のルーティンもおしまいです。10年近く続いた習慣でもあるので、名残惜しくもあり、解放された気分でもあります。

長距離通勤の良かったところ

私は性格上、時間を無限に与えられると、後回しにするところがあります(それを防ぐためにプラニングをできるかぎり立てるようにしています)。逆に言うと、時間的な制限がかかれば集中力を劇的に高めることができます。だから普段仕事準備をする際はポモドーロテクニックを使うことが多いです。

新幹線、飛行機の良かったところ。

時間制限がはっきりとかかるので効率が上がる

です。新幹線なら40分なら40分。飛行機の場合、那覇なら基本遅延、福岡なら到着する場合に混雑していて着陸できないか着いてから降りるまでの待ちがありますが、それでも1時間40分が所要時間だとして、4時間とかになることはあまりありません。だからスイッチを入れっぱなしにしておくことができるんです。振り返ると、移動時間は、ほぼ仕事しかしてこなかったので新幹線の停車駅もわからないし、景色も見たことがありません。

それだけ集中して仕事をして、うまくスキマ時間を使っていたんだな、と改めて自分に感心しています。

他にも利点はたくさんありました。

飛行機
・ (上述した)マイル貯まる
・最短ルート(動線)が分かるので、家族で移動する際に人混みを避けながら最小のストレスで先導できる
・充電もまあまあできる
・ぎゅうぎゅう詰めの満員電車のような状況は起こらない
・ 国際空港(私の場合、福岡と那覇)だと外国人の方と接触する機会が多い

新幹線
・ポイントがかなり貯まる
・最短ルート(動線)が分かるので、家族で移動する際に人混みを避けながら最小のストレスで先導できる
・WIFIがほとんどの時間帯で速い(飛行機の場合はまだ使い物にならないレベルでNetflixを観る場合はDownloadしてから搭乗してました)
・充電はしっかりできる
・指定席予約すればラッシュアワー時でも必ず座れる
・早割で驚くほどにディスカウントされる

ホテル生活も終了(ホテル生活から得た学び)

この10年でホテル生活もしてきました。と言っても、基本週に1~2泊程度(時期によっては週4泊)のものなので、 大したことはないですが。

特に沖縄でのホテル探しは本当に苦戦しました。人気観光地なので、人気ホテルはすぐに埋まる。出遅れると価格が一気に上る。観光シーズンの価格も半端ない。ホテルランクを上げると高すぎ、下げると民宿的なビジネスパーソンにとってはあやしいところだけ残る。3年通ったうちの最初の1年は色々なホテルを試しました。その結果、残り2年はかなりスムーズに予約もできるようになったし、満足いくホテルで過ごせるようになりました。

また、10年近くやっていると、パッキングの精度がとても上がりました。スーツケースの中身の抜き打ち検査のようなものを以前受けた時に、係員の方があまりのきれいさに「どうやったらこうなるんですか」と言われたことがあります。

さて、ビジネスパーソンとしての私がホテルを選ぶ際に気をつけていたこと。全国旅行割が再開して、今後ホテルを利用する機会がある方も多いと思いますのでシェアしておきます。

OKADA

前提条件として、私はオンラインレッスンをするので、強度の高いWIFI環境は絶対に必須でした。

  • 駅近
    価格は上がりますが、ほしいものが一番効率よく手に入りストレスがない。一時期安い郊外の場所を選んでいた時がありますが、やはりアクセスの悪さはストレスになるなと感じました。雨天と真夏時が特に。
  • 高層階は避ける
    超高層階は価格が安く設定されている場合があります。ですが、絶景の代償は、高層マンションと同様に、大きいです。最も混み合う時間帯、朝、そして、夕方〜のチェックインが集中する時間、コインランドリーを使う人が多い20-21時台はエレベーターがまわってきません。高層ホテルでエレベーター数が1基しかないホテルは避けていましたし、基本的に低層階をとるようにしていました。階段が使えないホテルの方が多いですからね。
  • タバコを吸わない方は禁煙ルーム一択
    これはいくら頑張っても喫煙室の煙の匂いは消臭しきれないので、その部屋しか空いていなかったら別のホテルか、価格を上げて禁煙部屋を選択しましょう。
  • 駐車場や建物側じゃない部屋をリクエスト
    予約する際にコメント欄があればそちらへ、なければ予約後に電話をして、日があたる部屋を希望する旨を伝えれば、だいたいそのようにしてくれます。隣が立体駐車場だったりすると、全く光が入ってこないので、朝方の時間間隔を理解するのが難しいです。
  • 朝食付き
    色々なプランがありますが、安く済ませよう!という感覚でここをとばすのはあまりオススメしません。当然ですが、早い時間帯だと食べたいお店が空いていない、上述したエレベーターがなかなかとまってくれない現象が起きます。お客さんが集中しない6時台がオススメです。一時期キッチンがついているコンドミニアムのようなところを利用していた時期がありましたが、結局スーパーに行って買い出しは体力的にも経済的にコストがかかりました。
  • ホテルチェーンはホテルサイトで予約
    大手チェーンの場合は、楽天予約サイトなどよりは、ホテル独自のウェブサイトから予約したほうがディスカウントが大きくなることが多いです。独自のポイントが貯まり、無料宿泊チケットになる場所も多いです。
  • 近くにカフェがある
    これは人それぞれですが、チェックアウト時間が10時として、仕事が12時からとした場合、時間をつぶす場所が必要になります。近くにカフェがあるのは本当に便利でした(ファミレスでもよいと思います)。

さて、持っていって良かったものは、延長コードとHDMIケーブルです。延長コードは貸し出しをしてくれないホテルはないと思いますが、だいたい在庫切れなんです。またコンセントの位置とデスクやベッドの位置が遠すぎる場合にも対応しやすいです。普段、大きいディスプレイを利用されている場合、ホテルでの13-15インチPCはかなり苦しいです。HDMIケーブルを持っていって、TVをサブディスプレイかメインディスプレイにすると快適に仕事ができます。

連泊する場合に事前に買っておいたらよいものは2リットルの水。常備しておけば、ボトルにいれて仕事先に持っていく、朝夜飲む、カップ麺にもすぐ対応できる。逆にパジャマは不要でした。備え付けガウンで十分じゃないかと思っていました。

WIFIの速度は実際に泊まってみないと分からないですね。仕事として必須だったので、これは本当に苦労しました。WIFI速度が速くても動画視聴は安定しないことが多いので、Firestick TV 4Kを持参してTVにつけていました。Netflixなども大画面で観れるし、スマホなどで観るよりも動画遅延がスムーズになりました(さすがTVにつけることを想定している商品です)。

苦しいことも振り返れば思い出・経験値になる

これまでを振り返ると、この飛行機・新幹線通勤はどちらかという苦しいなと思う時期の方が多かったような気がします。私はポジティブな思考が習慣化しているので、その時その時のマイナスはおそらくプラスに発想転換していたのでしょうが、高校や大学の講座と違って、大学受験予備校は本当に実力が全てです。

最大手を含めていくつかの予備校で指導をしてきましたが、少子化の中、アンケートの評価次第で担当単価も変動しますし、期待される数値に達していないとプロ野球のように次の年はもう大丈夫です、という世界です。コツコツと誠実にやっていても、知らないところで足を引っ張られる、という悔しい経験も何度もしました。コロナが始まってからは、学生同士の双方向性のアクティビティはできるだけ減らさざるを得なくなり、私が勉強してきたもっとも得意とするアメリカ方式のレッスンスタイルを使うことができなくなってしまいました。iPadを全導入している高校でのレッスンでは、ロイロノートで正答率をグラフで共有したり、生徒同士でのメッセージでの即やり取りで代用できたのですが、そういった環境のない予備校でのこの数年は授業そのものがつらかった。そして、トーク力のなさに改めて愕然とすることも多く、基本的に自信がないという状態だったと思います(ただ私の理想が高すぎるのか、ありがたいことに、(辛辣なコメントはやはりあるものの)アンケート評価は良く求められる数値はしっかりと超えられているのが唯一の救いですし、受講生に感謝しかないです)。

ただ今振り返ると、その中でもどの部分を補強すれば全体としてレベルアップするのか、自分の能力の範囲内でどう動けば受講生に最大限の知識を還元できるのか、は常に分析してきました。また、教育の土台=コミュニケーションは今まで最も意識したのがこの1年でした。とにかく受講生を空き時間に呼んで会話のキャッチボールをして信頼関係を構築した上で、テストをする、プラニングをする、フィードバックをする。これは今レッスンをしている予備校ではTOP 5くらいの充実度だと自負しています。苦しんだれど、その中で試行錯誤した方法やその時に感じた気持ちは、今後の自分の大きな経験値・財産になるだろうなと思っています。

今何かに向かって苦しんでいる方。今見えている世界は狭いのでつらいですが、振り返ると良き思い出になります。そしてその経験が他の誰かを救うスキルになったり、つらい気持ちを感じている人にもっと寄り添うことができると思います。正確なアドバイスを与えられる存在にもなれるかもしれません。

OKADA

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