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計画を立てるとモチベーションが格段にUPする

2020-06-30

この記事を書いている人:Neyo O
OKADA

 

学習を継続して大きな成果を出すためには, 継続するためのモチベーションの維持が最大の課題です。私たちは3日もすれば当初の新鮮な気持ちは失せはじめ, やる気が徐々に低下し始めます。

時間制約, 他者を巻き込むなど様々な対応策をこの記事の中でもオススメしてきましたが, すぐにできるオススメの手法が1つあります。

 

計画を立てるとドーパミンが大量に出る

1. ドーパミンとは

脳内で分泌される「やる気のもととなる物質」であり「幸福物質」と呼ばれるものです。大量に分泌されれば, やる気にみなぎった状態になります。

 

2. ドーパミンがたくさん出るパターン

【1】報酬系

褒められるともっと頑張ろうという気になりますね。ご褒美の設定によって快の気持ちが増し, やる気がUPします。

【2】強化学習

目標設定をして達成できた時に大量に分泌されます。そしてもっと頑張ろうという気になり, もっと頑張る。するとまた達成でき, 大きな成果がでる。また大量に分泌・・・。このようにプラスサイクルが回っている状態を強化学習といいます。つまり, 目標設定がかなりの有効ということです。【1】のようにご褒美の設定も一種の目標設定です。

 

さらに詳しく(healthline.com)

 

3. 本題:計画を立てるだけでも大きな効果

ほんの2例ご紹介しましたが, これ以外に実は「計画を立てるだけ」でもドーパミンが大量分泌されることが分かっています。更に言えば, 目標を立てるだけでもよいのです。

頭の中で目標が実現するときのことを想像するだけでも脳内が達成したと錯覚し, ドーパミンを出すのです。

例えば, 憂鬱な月曜日。「週末はサーフィンに行くぞ!」と思うだけでも効果があるのです。例えば, 6月の受験生。8月末には「単語帳を1冊完成!」と目標を明確にするだけでもよいのです。

 

4. 今日から始めること

【1】目標を立てる

何かを始める場合は目標設定をしましょう。

【2】計画を立てる

目標を立てたら計画を立てましょう。この計画を立てる作業がやるき物質を増やしてくれます。タブレットなどのデフォルトのカレンダーアプリでも, ノートでもよいです。実際に書いてみたり, 打ち込んだりしてみることで目標がビジュアル化され, やることが明確になります。その過程でやる気物質も出るのです。

 

 

私は仕事上スケジューリングが必須なので, 常に更新・修正をしています。納期や〆切にどうしても間に合わないことはかなりあるものの, 計画を立てる段階でのワクワク感はドーパミンのおかげだなと日々実感しています。

計画を立てた経験がない人は一度手を動かして作成してみてください。大枠を決める→小さな目標を立てる という流れがオススメです。

 

本記事の参考記事URL:

 

The Science of Accomplishing Your Goals

 

 

 

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