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久留米大医学部推薦入試の英語問題・解答/解説・傾向分析

2020-07-25

«更新2021-7-9»

 

Hi Fukuoka English Gymです。

久留米大学医学部推薦入試の過去問(問題・解答)と傾向分析をご紹介します。

 

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久留米大学医学部推薦入試の過去問・解答(年度によっては解説含)

年度 問題 解答(解説)
2021 2021久留米大医(推薦) 【解答】2021久留米医推薦
2020 2020久留米大医(推薦) 【解答】2020久留米医推薦
2019 2019久留米大医(推薦) 【解答】2019久留米医推薦
2018 2018久留米大医(推薦) 【解答解説】2018久留米医推薦
2017 2017久留米大医(推薦) 【解答解説】2017久留米医推薦
2016 2016久留米大医(推薦) 【解答解説】2016久留米医推薦
2015 2015久留米大医(推薦) 【解答解説】2015久留米医推薦
2014 2014久留米大医(推薦) 【解答解説】2014久留米医推薦
2013 2013久留米大医(推薦)
2012 2012久留米大医(推薦)

 

2021年度久留米大学医学部推薦入試の傾向

1 出題形式

大問 設問 傾向
1 文法語法/語彙 4択問題(ほぼ語彙問題で構成) 2011年以降以上変化なし
2 不要文選択問題(センター試験と同形式) 2020年より変化なし
3 長文中の整序問題 2011年以降以上変化なし
4 長文(空所補充と内容一致) 2011年以降以上変化なし
5 長文(リード文付き内容一致)
*1問文法的処理が可能な空所補充が含まれる
2018年から登場以降変化なし

 

参考:2020年度久留米大学医学部推薦入試の傾向

大問 設問 傾向
1 文法語法/語彙 4択問題 2011年以降以上変化なし
2 不要文選択問題(センター試験と同形式) 新傾向問題
3 長文中の整序問題 2011年以降以上変化なし
4 長文(空所補充と内容一致) 2011年以降以上変化なし
5 長文(リード文付き内容一致)
*1問文法的処理が可能な空所補充が含まれる
2018年から登場以降変化なし

 

2 消えた問題

  1. アクセント問題は2018年まで(2019年〜出題なし)
  2. 正誤問題は2019年まで(2020年は出題なし)

3 一般入試と変わらない問題

  1. 第1問:文法語法/語彙4択問題(ほぼ語彙問題で構成)
  2. 第3問:長文中の整序問題
  3. 第4問:長文(空所補充と内容一致)
    一般入試を含めて2000年代から傾向に変化なし積極的に一般入試過去問を演習に利用しよう。
  4. 第5問:長文(リード文付き内容一致)一般入試では2018年に登場
    一般入試過去問を演習に利用しよう。岩手医科大第7問も活用しよう。

4 不要文選択問題の対策

ロジックの把握やパラグラフ・リーディングを理解できていれば, 普段の長文学習がそのままこの問題の対策に直結します。

【演習として活用できる問題】

  1. センター試験過去問(2014年〜)
  2. 岩手医科大・第5問

 

 

難易度

全体的な難易度は医学部全体としてみた場合、福岡大や岩手医科大といった共通テストレベル/日東駒専〜GMARCHレベルの力で対応できる大学のように、「やや易」と言えるでしょう。レベル目安としては、平均するとGMARCHくらいです(最も簡単な問題は共通テストレベルです。最も難しい問題は慶應や上智のレベルに至りませんが、早稲田のスポーツ科学くらいのレベルには相当するかもしれません)。

 

差がつく問題

ですから、合格する受験生は英語に関して高いスコアとなり、英語以外で差がつく大学と言えるでしょう。ただし、上位層でもスコアに差がでるのは...

第1問の語彙問題

第3問の長文中の整序問題

の2点です。この2つのスコアを上げることができれば大差をつけることができるでしょう。

語彙問題は大学受験向けの標準〜難関レベルの単語帳を完成させることで概ねカバーできます(それでも不安な場合は英検準1級の単語帳パス単のA, B, CランクのCをやっておくとよいでしょう。)

長文中の整序問題は、正確な文法語法力、正確な構文力が求められます。過去問は一般入試を遡れるまですべて解き尽くし(どこまで解けばよいか↓の全体的な傾向と対策まとめを参照)、何度も解き直し、解き方のパターンを身につけてください。ちなみに3問中1問は必ず本文のどこかにそっくりな箇所がありその箇所が解答のヒントになっている問題が出題されます。問題箇所以外もしっかり読んでください。また、文中の整序問題は読解力という土台が必要です。リーディングのスキルをしっかり底上げしましょう。

 

過去問の使い方

一般入試過去問を中心にする

推薦入試は解説がないのが弱点です。周りに解説を求められる存在がいれば推薦過去問を積極的に活用してください。しかし、現実問題厳しいでしょうから一般入試問題を軸に据えることをオススメします。推薦と重複する問題のみ解いていけばよいでしょう。重複する問題の傾向や出題意図、レベルはほぼ同等です。

2. 2021年度は絶対に解く

最新の過去問は傾向が集約されているため、必ず解きましょう。久留米大医推薦に限っては、2020年度入試が2021年度入試と同傾向のため、周りに解説を求められる存在がいなければ、勇気を出して一般入試過去問に切り替えてください(詳細は以下全体的な解答と対策まとめを参照)。

 

全体的な傾向と対策まとめ

全体的な傾向や出題意図, 具体的な対策法を掲載しております。昨年度(2021年度)入試用ですが、2020年度入試と変更がなかったため、そのままご活用いただけます。

 ■ 久留米医推薦解法2021年入試

 

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