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共通テストリスニングの先読み時間【2021年度第1日程】

2021-07-16

 

Hey guys. Fukuoka English Gym代表のOkadaです。今回はTOEIC満点、英検1級保持者が「大学入学共通テスト」の「英語リスニング」の先読み時間をご紹介します。

 

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リスニングでは先読みはマスト

リスニング問題は、先読みをすることで優先して拾うべき情報を予想することができるように設定されています。先読みは出題意図に即しています。

ではどのように先読みするのか?

 

リスニングの先読みの手順

STEP1:基本のキーワードを検索

リード文(設問)・選択肢を先読みする時に以下の有無をチェック。

1固有名詞
2/
3
価値判断系(感情など)

なお, ~ about 〇〇? の問いの場合は〇〇が概ねキーワードになります

 

STEP2:選択肢の分析までする

その後、選択肢をグループ化できないか または共通項がないかの検討をします。

OKADA
選択肢は先読みしなくてよい、とアドバイスをされた経験がある方はとても多いと思います。この考え方には私は賛成です。結局、内容を聞き取り、頭に留め、選択肢を吟味し、それでスムーズに答えが割り出せれば何ら問題はありません。共通テストのレベル設定を考慮しても、目を閉じてリスニングに集中→一気に設問・選択肢をチェックでもよいのではないかと考えます。しかし、せっかく出題者が事前に聞き取るべきキーワードを設定してくれているのですから、先読みをした方が効率は良いです。聞こえた時点で選択肢を吟味するという作業もできます。早々に答えを確定させ、次の設問に移行するという余裕をもった解き方も可能です。ちなみに、TOEICリスニングでは、①リード文・選択肢を先読みし分析する人 ②リード文を先読みし、選択肢は目を通せればざっと見る人 ③リード文のみ先読みする人 ④設問は無視して目を閉じて聞きその後一気に解く人 という4タイプの受験生が存在しています。方法は人それぞれ、ということです。

 

先読みの方法詳細はコチラをご覧ください:

 

共通テスト先読みに割ける時間

 

それでは本題です。

2021年度第1日程では次の時間的インターバルがありました。最大で1分40秒程度を先読みに割ける受験生もいるでしょう。

大問〜大問

合図 時間(およそ)
〜1A問1 "Question no.1 "が聞こえてくるまで 50 sec
1A終了〜1Bの問題スタート「では始めます」まで 20 sec
1B終了〜2の問題スタート「では始めます」まで 25 sec
2終了〜3の問題スタート「では始めます」まで 30 sec
3終了〜4Aの問題スタート「では始めます」まで 41 sec
4A終了〜4Bの問題スタート「では始めます」まで 38 sec
4B終了〜5の問題スタート「では始めます」まで 1m 27s
5前半の音声終了〜5後半の問題スタート「第5問の音声がさらに流れます」まで 1m 04s
5音声終了〜6Aの問題スタート「では始めます」まで 1m 13s
6A音声終了〜6Bの問題スタート「では始めます」まで 1m 02s
28:26で音声終了〜「これで問題を聞く部分は終わりです」で29:03

 

OKADA
第4問Bの解答がスムーズに決定できれば、第5問の先読みは最大で1m40s程度はとれます。解答に迷ったとしても、1 min程度は確保できるでしょう。これだけの時間があるのですから先読みをしないのはもったいないですね。また第6問Bの解答に迷った場合でも、40sec程度の吟味の時間があります。

2回読みのインターバル(第1問、第2問)

1回目と2回目の放送の間には「8秒程度」のインターバルがあります。

 

問と問のインターバル

前半戦の問と問のインターバルも「(7~)8秒程度」です。

 

OKADA
2回読みの第1問、2問では、1回目で答えが確定しマークシートを塗りつぶせた場合、「8sec+2回目の放送時間+8秒」確保できます。

 

先読みの仕方は講座や参考書を通じて習得しよう

リード文におけるキーワードの決定の仕方は、リーディングと同じですが、選択肢の見方はやはり習った方が早いです。最もオススメなのは「リスニング講座」を受講すること。特に、音声を流して解説をして終わり、ではなく、先読みの仕方などのテクニック面を網羅することを謳い文句にしているようなものがよいですね。

Fukuoka English Gymでもリスニング対策は個別に実施しておりますので、是非お問い合わせください。

今回ご紹介しているリンクでもざっくりと解説をしています。ご活用ください。

 

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