共通テスト

共通テスト英語(リーディング)の解き方一覧(第1~6問)

Hey, guys. TOEIC満点、英検1級保持者の筆者が共通テストリーディングパートの解き方をご紹介します。

今回ご紹介するのは、共通テスト英語のリーディングパートの解き方一覧です。各問にどのような出題意図があり、どのように解けばよいのかをざっくりと把握しておくことで、最後の最後まで悩んだ選択肢を根拠を持って絞り切ることができることに直結します。

直前期に本記事をご覧の読者の皆様は最後の確認にご活用ください。細かい解説はカットし、「出題意図はこう、だから解こう」というように余計な情報は削ぎ落としてとにかくシンプルな文章にしてあり、全体像が把握できるように体系化してあります。

Contents

 

まずは共通テスト全体像

大問 小問 配点

(大問)

配点
(小問)
配点

(1問)

内容
1 A 10 4 2 広告・告知関係

【広告・告知・メモ関係】

B 6
2 A 20 10 2 短い説明文(記事・レシピなど)

【事実と意見の識別】

B 10
3 A 10 4 2 短い物語(ブログや記事)

【体験談系】

B 6
4 16 3

(1問4)

複数の記事・図表/グラフ

【記事内容をポスターにまとめる】

5 20 5 伝記(物語系)

【著名人の生涯】

6 A 24 12 3 社会的話題の長文

【評論文】

B 12
Okada
大問ごとに出題される英文の種類が異なります。これを把握しておくのは超重要です。例えば, 広告・告知であれば, 最も伝えたい内容はタイトルか最上部の英文に記載されます。この場合, 「主旨は何?」と設問で問われれば, エネルギーの全てを注ぐ箇所はタイトルと最上部の英文に絞ることができます。

 

時間配分目安

時間配分例(見直し4分の設定)

大問 小問 配点

(大問)

配点
(小問)
配点

(1問)

時間配分目安(分) 負荷をかけた場合の

時間

1 A 10 4 2 8 7-6
B 6
2 A 20 10 2 13 11
B 10
3 A 10 4 2 12 11-10
B 6
4 16 3

(1問4)

10 9
5 20 5 15 14
6 A 24 12 3 18 18-16
B 12

 

Okada

■得意・不得意により人によって時間配分は変わりますのであくまでも参考に。第4問が苦手な人はそこを多めに。逆に第6問の評論文はロジック(論理)が得意な人にとっては速読できる箇所が多いため, スキャニング問題としての性質が強いので18分もいらないという場合もあるでしょう。上記や様々なアドバイスを参考にして自分オリジナルの時間配分を決定しましょう。

■解く順番:人それぞれ戦略や相性があります。 集中力が高いうちに, ポイントの大きい第5問〜が相性が良い人もいれば, 英検準2級レベルの易しめ第1~3問で頭を働かせてから, 後半で勝負するという手もあるでしょう。作成側の意図としては, 受験生側のパフォーマンスを配慮してセンター試験と同様階段上にレベルが上がるように作問されています。

 

共通テスト試行問題第2回

 

 

それでは各大問の解き方の確認をしていきましょう。細やかな部分は割愛し、最低限の情報のみ掲載しております。全大問に共通する具体的な解き方のモデルは:

共通テスト英語【時間配分・解き方・順番・速読法】

 

第1問(広告・告知関係)の出題意図・解き方

AB共通

広告・告知関係は最上部のタイトルか英文のかたまりに最も言いたいことがおかれます。

A

問1 主旨/タイトル選択問題(purpose)【試行問題は情報検索】
… タイトルか最上部の英文をメインの根拠にする

問2 情報検索
… 設問のキーワードを検索

B

問1 主旨/タイトル選択問題(main purpose)
… タイトルか最上部の英文をメインの根拠にする

問2 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問3 情報検索
… 設問のキーワードを検索

 

キーワードの決め方イメージ

こちらを参考にしてください。

共通テスト英語【時間配分・解き方・順番・速読法】

 

 

2 短い説明文(記事・レシピ)の出題意図・解き方

A

問1 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問2 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問3 情報検索
… 設問のキーワードを検索

*問3:試行問題では直接的言及箇所がないため, 推測をしなければ行けない問題でした

問4 事実(fact)と意見(opinion)の識別
問5 事実(fact)と意見(opinion)の識別
*解き方は後述しております

 

B

問1 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問2 事実(fact)と意見(opinion)の識別【支持する意見】
…Debate Topicに対しての賛成箇所を本文検索→その箇所の主観文を探す
問3 事実(fact)と意見(opinion)の識別【反対する意見】
…Debate Topicに対しての反対箇所を本文検索→その箇所の主観文を探す
*opinionとfactの識別は後述しております

問4 意味推測
… 等位接続詞の有無, Discourse Markerの有無はチェックしましょう。さらにプラスマイナス で選択肢を分けるという視点は常に持っておきましょう。

問5 賛成or反対とその度合い or中立
… Commentsの中で主観文/主張を検索する。その箇所を読めば、賛成と反対の程度も把握できます。

 

意味推測問題の解き方

論理に注目

(1) 抽象[主張, または, 重要情報]→具体
Example:
People in the area are pedantic. Researchers says that they lack flexibility.

…発言(say)は具体を示すため, 1→2文目で具体化。lack flexibility ≒ 下線部と予測し, 「柔軟性がない」「融通がきかない」と判断。

下線部付近の類似表現がないか検索
  下線部付近の表現とそっくりなものが別の箇所にありそこを根拠に予測するという問題パターンが私立大では主流です。これは英語に結束性というルールがあるためです。


Discourse Markerの活用
 A. However, B.  ➡ AとBは逆の内容
A. Therefore, B. ➡ A原因→B結果のため, 関連のある情報

等位接続詞(特にand)の活用
 A and B  ➡ AとBは「類似内容(同方向性)<=等価>」
Example:This book is new and novel.(この本は新しく, 斬新だ。)

… andは文法的にも意味的に同種(同方向性・等価)を並列。この例の並列関係は new  とnovel。だから, novelは名詞ではなく形容詞。さらにnovelはnewと同類の意味になることも予想できる。

+-
… +か- かがわかれば, 選択式ならかなり絞れる。この視点は頭に常駐させておいてほしい。

 

3 短い物語(ブログや記事)の出題意図・解き方

AB共通(感情中心に)

■物語文の特徴

評論文でいう主張は「感情」になってあらわれるため, 感情中心に読解を進める。

■感情のあらわれ方
1. どストレートな感情表現
2. "        "内で示される(発言)
3. ジェスチャー
… そっぽを向いた = 嫌な気持ち
4. 情景描写
… 雨 = 悲しい気持ち

Okada
共通テストでは1と2だけ意識しておけばよいでしょう。

 

A

問1 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問2 情報検索
…「本文から分かることは何か」というざっくりした設問。設問でキーワードを決定できないため, 英文の全体像が把握できているか(全体が読めていて内容把握ができているか)が試されている問題。

Okada
なお、この手の問題は選択肢をチラ見して, グループ化または共通項 にくくるという作業もできるように設定されていることが多いです。つまり、リスニングの選択肢先読みと同じ作業ができる場合があるんです。

B

問1 感情を追う問題
… 本文の感情表現を追っていくことで解答が割り出せる(物語系の文の基本を設問にしたんですね)

問2 情報検索
… 設問のキーワードを検索

問3 情報検索
…「本文から分かることは何か」というざっくりした設問。設問でキーワードを決定できないため, 英文の全体像が把握できているか(全体が読めていて内容把握ができているか)が試されている問題。learned that(〜と分かった・知った)は, 比較的本文の結末部分にある教訓や学びを反映していることが多い。なお, 物語関係は基本的に結末で筆者にとって重要度の高い情報をおくためしっかりと結末の理解をすること。

 

4 複数の記事・図表/グラフ の出題意図・解き方

1つ目が図表・グラフを伴う記事, 2つ目が1つ目の記事に対する意見となっています。

問1 どちらも言っていないものを選択
… どちらかが述べていれば答えにならないため、1人目の記事を読んだら一旦検証し、2人目の記事を読んで再検討です。

問2 横断型情報検索
… 設問のキーワードを検索後, 一方の記事から場所が特定できる。その部分だけでは答えが出ないため, もう一方の記事から特定した情報に関する内容を検索する, という2つの記事両方にまたがる問題。2つにまたがる問題が出題される可能性があることを知っているか知らないかで答えにいきつくスピードは全く違うでしょう。

問3 情報検索問題(正解の個数が分からない問題)
… 設問のキーワードを検索。キーワードに関連した情報が出てくるたびに選択肢の検証をする。

問4 書き手が述べている情報の検索問題
… 一方の文を読み終えたら丹念に検証する。全部読み終えてからだと内容を忘れてしまうという場合は, 1つのパラグラフを読むごとに関連した選択肢がないか検証すればOK。

問5 タイトル選択
… 全体的に内容が読めていたら, 間違った選択肢を簡単に消せる設定でした。

 

グラフ長文のタイトル選択に迷ったら

ただし, 迷ったら, このパートでは、以下の4つの視点で絞り込み作業をしましょう。
1. 図表・グラフのタイトル
2. 1人目と2人目、それぞれの記事の主張文
3. 1人目と2人目が共通して語っていること
4. 本文全体で何度も反復されている表現

 

5 伝記(物語系)の出題意図・解き方

このパートは伝記を読み、ポスターの穴埋めをしていく形式です。ポスターの■マーク直後には項目別の要約が示されるため, 最初に読んで何の話かを把握しておいてもよいでしょう。

全てに共通

設問はすべてポスターの穴埋めです。ポスターの後に続く、設問文は無視して、ポスターの中でキーワードを決定しましょう。

問別

問1 生い立ちを時系列順に
… 表の年代をキーワードにする。該当する年代が登場するごとに選択肢を検証。

問2 サブタイトル選択問題 【試行問題では■直後のキーワード検索問題】
… 基本的にタイトル選択問題と同じ方針で攻めればOKです。伝記は, 全体の導入➔生い立ち/キャリア(苦しい時もあった)➔成功という構成が多い

問3 キーワード検索問題
…空欄直前にある情報、または、■直後の情報を検索。登場した時点で解く。解けない場合は関連する情報が登場した時点でその都度検証する。

問4 キーワード検索問題
…空欄直前にある情報、または、■直後の情報を検索。登場した時点で解く。解けない場合は関連する情報が登場した時点でその都度検証する。

※問2と4は試行問題では You may choose more than one optionとなっており, 正解の選択肢は1つとは限らないという設問形式になっていました。

 

6 社会的話題に関する長文【論説】の出題意図・解き方

AB共通

設問がパラグラフの順番とおおむね連動する唯一の大問となっています。

A

問1・2 情報検索問題
… 設問のキーワードを検索

問3 具体例を挙げた目的
… 具体例は主張に対する論証部分のため, この問題は該当するパラグラフの主張文 / 主観文を発見すれば解けるように設定

問4 要約
… 本文全体の内容が理解できていれば, 消去法で簡単に消せるくらいのレベルです。

 

具体例を挙げた目的(問3)問題

この問題は次のようなイメージに基づいていると考えられます。

英語圏では自分自身が独自の主張を述べたら、その論証をしなければならないという文化があります。その際、その論証はできるだけ客観的なものであることが優れた英文 / 優れた論証方法 だとされています。この論証部分は「支持文」と言われたり、主張の具体的説明部分なので、ざっくり「具体」と言われます。逆に主張文は「抽象」と言われることが多いです。

「思う」とか、気持ちを示す役割を持つ助動詞(特に、その気持度が高いshould / must / would / will)が入る文は自然と強い文になります。数字などのデータは通常具体になります。

*詳細は後述しております

問3のキーワードはブルー部分に入っている設定なので、レッド部分の文を検索して読み込めば解けるようになっていました。

Okada
日本人は具体例や理由付けを主観的にする傾向が高いですが、英語圏ではそれはあまりよくないとされているんですね。できるだけ客観的に、社会全体にいきわたるような内容にすることで読み手・聞き手を納得させようという思考があるんです

 

B

問1 情報検索問題
… 設問のキーワードを検索

問2 グラフ問題
… グラフ中の固有名詞と数値を本文から検索し, 正しいグラフを選択する。ただの情報検索問題。

問3 情報検索問題
… 設問のキーワードを検索

*第6問は本文と問の順番が連動しますが,この問だけは順番が前後していました

問4 タイトル選択問題
… 本文全体の内容が理解できていれば, 消去法で簡単に消せるくらいのレベルです。

 

タイトル選択問題のパターン

. グラフ・図表

① グラフ・図表のタイトル確認
② 第1パラグラフで全体テーマを検索
↓判断できない場合
③ 本文全体で反復されている表現の検索

*反復 = 同じ表現, 類似表現, 同じ構造の文

. 物語系

①本文の結末付近にある教訓・学び = タイトル
↓判断できない場合
②本文の結末付近にある感情表現が含まれる文に注目
③本文全体で反復されている表現の検索

 

. 論説

① Introductionパラグラフの最終文付近とConclusionパラグラフの最初・最後
↓判断できない場合
② 本文全体で反復されている表現の検索

<誤りの選択肢の典型>
一部のパラグラフ(特にMain Body[最初と最後のパラグラフ以外をMain Body Paragraphという]部分の1パラグラフ分)にしか書かれていない内容が盛り込まれている選択肢は誤りと判断できる。

 

. 広告・レシピ

タイトル+冒頭のブロック(最上部のパラグラフ)

 

論説のタイトル選択問題を解く上で必要な全体のロジック

英語では本文全体の論理構成は次のような流れが基本モデルと考えられています。

英文全体の論理構成(Introduction-Main Body-Conclusion)

 

この構成から、特に, Thesis Statement・Restatement or Summary・Final Statementの位置で重要度の高い情報が述べられる傾向が高いことが分かります。もちろん, あくまで基本ですから, IntroductionパラグラフにThesis Statementがなく, その位置がMain Body1や2に入り込むこともあります。また, Conclusionパラグラフが全て重要な文であることもあります。 ただ、基本で攻めるなら、第1パラグラフと最終パラグラフは, Main Bodyのパラグラフと読み方を変える必要があることを押さえておきましょう。

Okada
Main Body部分は中高で習う1つ目か2つ目のセンテンスにTopic Sentence(主張文)がおかれるという認識でOkayですが、第1パラグラフはあたりさわりのない導入から始まり、最後付近にあるセンテンスで本文全体に関わる主張を述べる傾向が高いんです。

 

パラグラフ内の論理構成 (Topic Sentence→Supporting Sentences)

前述した具体例を挙げた目的を選択させる問題(第6問A問3)の基本となるパラグラフのロジックの基本です。

英語圏では, 論説文を書く際には書き手(=筆者)は通常各パラグラフで1つの主張(=一番言いたい意見)を述べなければならないことになっています。さらに, その主張を読者全員に100%納得してもらい, いかに自分の主張が正しいものかを裏付けるための具体的・客観的なデータを挙げなければならない(=論証責任を果たさなければならない)というお約束があります。以下が基本モデルです。

■ 基本モデル

■解説

英語圏では幼少期に主張や意見を述べる際にOREOの構成にするよう教えられます。これはお菓子のOREOになぞらえたもの(上下が黒でクッキー, 真ん中に白のクリーム)で, Opinion→Reasons / Examples→Opinionを表します。意見→理由/具体例→意見 の流れで, 最初に自分の意見を述べたら, 必ず理由や例を述べるよう指導を受けます。述べ終わったら結論としてもう一度意見を繰り返すという流れです。実際には, 最後のO(結論)が抜けることが多いため, OREという流れが多いです。学年が上がると, PREPと呼ばれるようになります。PはPoint(主張, 要点)でOpinionより強い根拠を感じられる語です。さらに, 学年が上がると, Topic Sentence→Supporting Sentences→Concluding Sentenceと呼ばれるようになります。いずれにせよ, OやPやTopic Sentenceを提示すると, 理由や例を述べる責任【=論証責任】が生じるという文化的思考があるのです。

Okada

英語圏の人々と話していて「昨日試験が大変だったんだ〜」というようなことを言うと, ほとんど「何で?」「例えば?」を求めてきます。日本人はこの一言である程度読み取って, 例や理由を推測しようとしますが, 英語の文化は論証責任という思考を持っているので, 主張をするなら, 具体例や理由を欲するわけです。

共通テストの視点に立つと、上記の①③がopinion、②がfactということです。

ただし, 基本的な構成はあくまでも基本です。①→②ではなく, ②→①という英文構成も多く存在します。特に第1パラグラフは「一般論の導入➜具体的説明➜主張」という流れを踏むのが鉄則ですから、上記ルールは当てはまらないことが多いです。第2パラグラフ以降でも②➜①は意外にも登場します。国語力で解決することもできますが, 英語は見た目で①か②かの判断が可能です。見極めのための表現を頭に入れておきましょう。この後、ご紹介します。

 

主張の標識となる表現一覧(=主観表現)

大前提(現在形 vs. 過去形という時制的視点)

現在と過去が混在した文の場合, 主張は基本的に「現在形」で表されます。(↔過去形は具体を示す)

パッと見で主張を判断する標識 TOP12

主張標識TOP12

逆接の直後(But, However, Yet) / 譲歩の句・節に対する主節(Although)
② 反復(同じ語句・表現の繰り返し / 言い換え / 構造反復)  

助動詞
■must, should , will, wouldは他の助動詞と比べ強さが別格
■助動詞=「話者・書き手の気持ち」
*ここで述べている助動詞とは専門的に言うと「法助動詞」の方です
④ S is[are] 形容詞 
主観を示す形容詞/副詞/名詞
…筆者や発言者の価値判断を表すもの
(1) 重要度を示すもの important, essential, significant, Interestingly, 等
(2) 感情                   interesting等
(3) 善悪・利害・難易 good, benefit, beneficial, success, difficult, difficulty
⑥ 抽象化表現 = this[these, such]+名詞
…this/these/suchと名詞の組み合わせは直前の内容をまとめる機能をもつ!
⑦ 問題提起の応答文(=?を含む文の直後の文)
主張表明
I think, I feel, I’m sure, In my opinion[view, point of view],
I mean, I’m afraid, seem など
⑨ 強調構文(It is ~ that …)
⑩ 「実は」     
(1)Actually, In fact 等
(2)強調のdo / does / did
⑪ now      
…「過去に〇〇だったが, 今は△△」という構造を作り, 今を際立たせる表現。
⑫ 仮定法
… 仮定法は強い主観を表す

Okada
これらが主張じゃない場合はもちろんありますが, 常に「情報価値は高い(=重要情報)ため, 丁寧に読み取りをして頭の中に残すことをオススメします。また、具体Discourse Marker・具体化表現 の前も常に主張の疑いをかけておきましょう

*Discourse Marker = 逆接, 因果, 具体, 追加, 言い換え といった論理標識のこと

 

主観文や重要度の高い文によく含まれる表現TOP7

主観文や重要度を示す表現TOP7

① 倒置
「語順の変化 = 筆者の気持ちの変化」の現れ と考える
② both A and B
AとBが重要情報
③ between A and B
AとBが重要情報(ただし数字の場合は, 具体標識のfrom A to Bの代用)
④  “  ” やイタリック
  中身の語句が「本来と異なる意味」で使われることも
ただし、発言や作品名は具体
⑤比較級の強調
… much, (by) far, even, still
⑥ seem
S seems ~で、控えめな主張・客観性を表すappearと異なりseemは主観
⑦ Probably

 

opinion 選択問題の解き方

opinionを選択させる問題は、簡単に言えば、本文で述べられている主張文・主観文 を検索してほしいという問題です。解くにあたっては、上記のTOP12が大活躍してくれるはずです。

opinion問題の解き方

  1. 主張文・主観文をさがす
  2. 発言も根拠とする(*)

*通常、opinionとは主張のことを指しますが、広い意味で考えると、人の「発言」も含めることができます。ですから、opinion選択問題では「発言」も根拠とすることができます。ただし、一般的には「発言」は主張の論証という役割を果たす重要度の低い部分ですので速読対象にしてください。opinion問題が含まれるパートはしっかりと読みましょう。

 

具体の標識となる表現一覧(客観表現)

大前提1(現在形 vs. 過去形という時制的視点)

現在と過去が混在した文の場合, 「過去形」は通常「具体」となります(場合によっては、主張と対立する内容になります)。

大前提2(どストレートな具体化表現)

「例えば」を表すどストレートな表現はあまりにも有名過ぎるものが以下ですね。

文→文:(1)For example (2)For instance
語句→語句:(1)such as (3)like (3), including

今回はあまり日本人には知られていないものをご紹介します。

パッと見で具体文を判断する標識 TOP12

具体文を判断する標識TOP12

数字
時代[]や時系列
固有名詞(人名や地名)
発言専門家の発言・文書の引用を含)
研究・調査・統計・データ
⑥ They[It, He, She] V …    
      ※仮SのItは例外
⑦ If S’V’ ~, S V … *仮定法は除く
⑧ 文頭A+名詞 V
⑨ some ~ others …
⑩ from A to B
⑪ According to ~,

 

■これらの中でも「研究や実験によって導き出された結果」は最強の裏付けと考えられている。研究による結果やデータは信憑性が高いため、研究結果は主張の裏付けとなると同時に研究結果≒主張と同内容となることも知っておこう。⑤や⑪がよく絡んで登場します。

Okada
英語圏では論証をできるだけ客観的に行おうとします。私たち日本人は身近な話題を使って主観的に裏付けしようとしますが, 英語圏ではできるだけ客観的に, そして, 社会的な視点で裏付けをします。となると, 英文ではどのような表現が具体の標識として登場するかというと, 上記パッと見標識11になるわけです。特に⑤はデータを出すわけですから, 最も客観性がありますね。

 

 

fact 選択問題の解き方

  1. 主張文や主観文ではない部分、客観文を解答根拠にしてください。
    …広告なら、commentsの部分は主観的ですから、基本的に無視して解けばよいのです。
  2. 選択肢の見方
    …主観的な形容詞(=何らかの価値判断をしている形容詞)が入っている選択肢は一旦無視してください。例えば、goodとかeasyとか。これらは人によって評価が変わりますよね。つまり、主観ですね。数字は揺るぎない客観的データです。

*共通テストでは “発言"はopinionの定義の広さゆえに、解答の根拠になりますが、通常の読解時には「発言」= 具体 という軽い気持ちで読んでください。

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